引っ越して一か月余り、気分的時間的余裕ができたのと暖かくなったのとで、折り畳み自転車を引っ張り出して鶴見川沿いの遊歩道を走りに行った。
スタートは第二京浜(R1)の新鶴見橋。この近くにはスーパー銭湯が三軒あって興味深い。個人的なイチ推しは、最もレトロ感ある「ヨコヤマ・ユーランド鶴見」で、ここの水風呂は地下水で水温10℃!冷たいを通り越して痛いほど。終了と思われた無料送迎バスが復活したのも嬉しい。
右岸すなわち河口に向かって右側をスタートすると、直ぐに森永製菓の工場がある。建物に描かれたキャラクターは何だっけ?(写真上左)。そう言えばCovid-19で休館していた同所の「森永エンゼルミュージアム MORIUM」はリニューアルオープンしたんだっけな。行かなくちゃ。
やがてJRの鉄橋をくぐるが、偶然には豪華列車E655系「和」が横須賀線線路を上って行った。ツアーの復路で、熱海から品川までの運転だった模様。続いて旧東海道そして京浜急行(写真上右)と、橋が続く。京急は下回りまで良く見える、なかなかのポイントだと思うが。
右岸沿いには、河口に近づくに従って釣り船の係留箇所が増えてくる(写真中左)。釣りには興味ないが、船には乗ってみたい。第一京浜(R15)だけは少し川から離れて迂回しなければならない。
河口干潟と名付けられた、人の手の入った干潟(写真中右)の先で歩道は川から離れる。川岸が無くなるのはまだ先だが、この先はがっつり工場となって進めない。少し戻って鶴見線の鉄橋を潜ろうとしたら、グッドタイミングで電車がやってきた(写真下左)。臨港鶴見川橋まで戻って左岸に渡り再び海に向かうと、ほどなく「0.0km」ポストがあってこちらもすぐ先で道は途切れた(写真下右)。残念ながら「河口」標識でなく、物足りなさが残る。
沿道では様々な鳥が見られた。判別できただけでハシブトガラス、カワラバト、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、マガモ、ユリカモメ、シジュウカラ、キンクロハジロ、オオバン、あとカモ類いくつか。新鶴見川橋から河口干潟まで、概ね4.5km。戻りも考えれば往復9kmほど、車に怯えることの殆どない、楽しいポタリングだった。