日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2008年11月24日 北風に吹かれて中国紀行(4)

2008-11-30 22:34:54 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は帰国するのみ。列車で来た道を飛行機で飛んで北京まで、そして乗り継ぎ。中国国内線は片道発券でも比較的安いので助かる。空港まで約50km、タクシーなら面倒ないが時間に余裕もあり市内のバス乗り場までタクシー10元+空港行きリムジンバス20元。タクシーだと130元くらいの筈。100元違えばメシが何回喰えるのよって貧乏症。(写真はハルビン空港ターミナル内)

 エアチャイナはさして面白いこともなく、道中ずっと雲の上で見るべきものもなく北京着。広いターミナル3内で移動に時間がかかったが問題なく乗り継げ、ラウンジで軽食摂って帰国便機内へ。767なんだけど後部コンパートメント中央部は殆ど客がおらず、日中の首都を結ぶ便なのにこの会社大丈夫なんだろうかと6月の広州便同様不安になる。

 ふと気付けば着席と反対側に素晴らしい日の入り、ガラ空きの後部客席でしばし魅入り、短いけど印象の強い休日を反芻したのでありました。(おわり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月23日 北風に吹かれて中国紀行(3)

2008-11-29 07:55:06 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は建物ばかりカメラを向けた1日だったな。

 良く眠り、目覚めてTVを点け地元局を見る。画面に表示された天気予報は「晴れ/最高0℃/最低-12℃」うっひゃー(>_<)

 こんなこともあろうかと持参のタイツ、毛糸帽子、手袋で武装。もちろんジャ
ケットはおニューの「坐・北壁」でバッチリ。まず街の大きさを掴むべく展望タワー「龍塔」へ、部屋にバス路線入り地図があったので有難く利用、バス1回1元(15円)。タワーから見渡すがスモッグだか何だか、晴れてるのに全然遠くまで見えませんでした(泣)。

 再びバスに乗り別ルートで移動中、ひどく古めかしい一角を発見、途中下車。時代から取り残されたような石造りの古い建物が残る一角は貧民街なのだろうか、明るいので身の危険は感じなかったが。写真撮りまくる。もちろん人にはカメラを向けられないが、風景の中に入ってくる分には向こうも気にしていないのでOKでしょう。

 歩いてほどなく街中を流れる大河(松花江)に出れば全面凍結。向こう岸まで夏は渡し舟があるそうだが、今は渡しバイクが行ったり来たり、面白い。気温は低くて寒いんだけど、冬場に北海道をウロウロした経験があるから耐えられないほどでもない。

 昼の中央大街を建物見物しながら通り抜け、ホテルに戻って昼寝。目覚めてもう数箇所だけ見ればもう夜。16時にはほぼ真っ暗になっちゃうのだ。そして夕食。狙いは悪くなかったのだが今夜も微妙に外したか…香港ではまず外さないのだけど、やはり大陸ではメニューも言葉も違うので難しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月22日 北風に吹かれて中国紀行(2)

2008-11-28 22:18:43 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は列車の旅。電車でも正解なのだけど列車と言いたい。

 北京7:15発「D25次」列車で中国東北地方の中心地・ハルビンへ1300kmほどの長旅。本当は「大連~瀋陽~長春~ハルビン」という旧満州国探訪と「北京~平壌」という国際列車と、地図で見れば十文字に交差する2回の旅で北京~ハルビンを乗ることにしようと思っていたのだけど、今年の夏から平壌ツアーが原則中止状態…なので今回のコースに変更した次第。

 パクリの呼び声高い(爆)中国版高速列車であるが、ここ北京ハルビン路線に投入されているのは東北新幹線E2系似でもICE3似でもなくイタリアのETR600ベースだというCRH5系。TGVのような両端機関車方式ではなく新幹線と同様の電動車方式、従って「中国超特急電車の旅」でも何ら問題はない…この辺、語感だけでなく定義にも拘っちゃうのはダメ?ちなみに中国の列車番号「D」は高速電車特急を意味するようである。軟坐(1等)車に乗車。切符は事前に旅行社で手配、昨日ホテルへ届けておいて貰ったもの。

 スムーズな加速、静かな車内。保線も良好。中国の列車としては静かな乗客(笑)、新幹線や欧州の高速列車と変わらないとは言いすぎだが似た雰囲気。ただし速度は遅い。車内に電光表示が出るが瀋陽まで160km規制、そこから長春までが250km規制、そこからハルビンまで160km規制なようであった。もっとも在来線を高速軌道化しただけなので、それでこの数字が出せるのだから大陸の鉄道はラクなものである。街を除き、どこまでも広がる満州の…おっと、中国の大地。森田拳次のマンガを思い出した。見たのは1枚の画だけで、本もあるんだけど読んでいない…
http://www.bansei.co.jp/index/mokuroku/m06/%82%DA%82%AD%82%CC%96%9E%8FB.html

 瀋陽、長春とやはり一度は降りてみたい街を素通り、今回はハルビンまで乗り通す。とても大きな街。そして寒い。途中から線路脇に白いものが見え始め、また来る前の天気確認で覚悟はしてたんだけど…

 15時過ぎ、ほぼ定刻に到着。8時間も乗った気がしないなー。車中泊(ただし寝台ね)が無いと物足りない身体になりつつあるような(^^;。ホテルまで2kmほど市内を眺めながら歩き投宿したら薄暗くなってきちゃった。部屋でお茶を飲みながら明日回る場所のプランを考え、暗い中にイルミ輝く中央大街をそぞろ歩きして夕食。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月21日 北風に吹かれて中国紀行(1)

2008-11-28 07:18:57 | 旅行・ハイク&ウォーク
 本日は代休。徹夜&休出もこういう余禄(ってか正当な権利)が与えられると悪くないと思っちゃう現金なワタシ…で、明日からの3連休と繋げて3泊4日、どこへ行こうか暫し迷った後に立てたプランは中国鉄道の旅。そう、「アジア~ユーラシア陸路移動の旅」達成に向けて。

 と言っても今回乗る列車は1本だけ、飛行機との乗り継ぎやこの時期の明るい時間帯を考えるとちょっと勿体ないような余裕たっぷりの行程。今日は北京まで飛んでオシマイ。夜遊びしない身としてはちょっと時間を持て余すのでは…

 B6が何とか埋まる程度の客を乗せたJL781で北京着、今年開業したばかりの空港アクセス列車で市内・東直門へ25元。そこから地下鉄で北京駅へ2元。何だかんだで到着から市街まで1時間半くらいかかってしまった。ちょっと遠く感じるなぁ。

 明朝が早いのでホテルは駅近くを探して手配、着いてひと息いれたらもう薄暗くなってしまい何処へも行けず。夕食を食べに近くを徘徊、裏通りに並ぶ薄暗い食堂数軒を発見するもさすがに入れず、言葉が出来たらなぁ。

 ちょっと勿体ない感のする1日だった。北京中心部は街の感覚がつかめたので、次は夜の到着便でも大丈夫かな。写真はイルミネーション輝く北京駅。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月20日(その2) ボジョレーヌーボー2008「オーガニック」

2008-11-27 07:08:56 | 食べ物・飲み物
 今年もやって参りました、ボジョレーヌーボー。まぁ折角のイベントですから商魂にノセられてみようかなって。

 まず今シーズンの1本目は有機ワインだそうです。ファミマ限定だそうです。軽い。普段どうしても重めのを選んでしまうので、ボジョレーヌーヴォーは舌をリフレッシュさせる良い機会だなぁ。

 チーズをつまみながら、ふぅとひといき。本日ブランド変えて数本買い込んだので、いつ飲もうか楽しみ。でもフルボトルなんで友達とだね。

参考プレスリリース:
 http://www.family.co.jp/company/news_releases/2008/080812_1.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月20日 運転免許更新

2008-11-26 22:32:14 | クルマ
 かつて、運転免許証は「誕生日まで有効」であった。それがいつの間にか…って今の免許証がそうなのできっと5年以上も前から…「誕生日の一ヵ月後まで有効」に変わったのである。今ごろ気付くとは(爆)

 しかし、それに救われたのである。いやきっと、確認はしたのだろう、ハガキも来た(失くしたと思ったら更新から戻って発見した…世の中そんなもん)。が、ころっと忘れて誕生日は早くも1ヶ月近く前のこととなった。財布のカードを探していてふと免許証を見ると来週には失効してしまうではないですか~(汗)

 幸い時間が作れたので最寄りの警察署に行って更新しました。広州ビデオ(だったら面白そう)もとい講習ビデオ見ました。優良運転者なのでわずか20分です。
 ・シートベルトをしましょう
 ・思いやりと譲り合いの精神で運転しましょう
 ・飲酒運転は絶対にダメ!
等々。どこかで生々しい映像だ面白いと言う書き込みを見た気がするのだが、大したことはありませんでしたナ。

 短時間で終わったこと自体は喜ばしいのだけど、この機会にもっとしっかり「再教育」して良いのではないかと思ったり。ペーパードライバーが優良運転者になったり、一種免許と二種免許で更新手続きが同じだったり…実技がないのもおかしいよね。「空のライセンス」の維持の厳しさ(特にプロ)を見知っている目には何とも安易に映るのであった。アメリカと違って道路狭くて混んでるんだからさ、そういう所でキチンと運転できる技量とマナーを持たない輩に免許与えちゃダメだよ!

 ところで警察署に貼ってあったこのポスター、なんだか「ワイルド7」を連想しませんか?(笑)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川村 湊著 「満州鉄道まぼろし旅行」(ネスコ・文藝春秋)

2008-11-26 08:29:09 | 本・映画・展覧会
 今度の旅行の前に、ちょっと取っ付き易そうな本に飛びついてみた(もちろん図書館モノ)。

 満州というと侵略や残留孤児や、そうした呪わしい現実と向き合わなければならない所なんであるが、当然それらの事柄は念頭に入れつつ、行ってみたいと思うのである。現地では「偽満州国」と言わねば。

 満鉄と言えば大連から奉天、新京へと至る道、ああ「あじあ号」よ「パシナ」よ。なんであるが、その辺はとりあえず封印して道中の街の様子をこの本から伺い知る。子供たちと共に旅する形で当時の満州鉄道行をするのでとても分かりやすい。もちろん今の街の姿とは違うのは承知の介。

 大連は行ったことがある。奉天(瀋陽)、新京(長春)は次の旅では通過だ。それでも、いまでも、偽満州国の大地や空を感じることは出来るのではないか、読後そう思いつつ来るべき旅に思いを馳せた。

 2008年11月18日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月16日 イマイチな日曜

2008-11-25 06:10:09 | ノンジャンル
 金曜午後から土曜の昼まで客先で仕事、日曜の今日も客先出張…どちらもトラブル対応で仕方なし。代休取れるからヨシとする。実はその代休で仕事がタイトになりたぶん怒られるのだが、そういう「不都合な真実」には(例え分かっていても)平然と目をつぶることにした。

 何しろここ暫く、胃の調子が宜しくない。痛みはないのだけど、ちょっとムカムカ気味。数年前と同じ感じ。そしてそのとき以来、健康診断ではびらん性胃炎+十二指腸潰瘍痕+肝臓血腫が毎年指摘されるようになったんである…

 とは言え今日び再就職のアテなんぞあるワケないし、親も出来れば会社に留まった方がと言う。分かってるよ、分かってるんだよ!…ホント、休日で強烈にストレス発散させないとココロが持ちません(>_<)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潮匡人著 「田中知事の『真実』」(小学館文庫)

2008-11-24 22:08:37 | 本・映画・展覧会
 タイトルの前に「長野県民は知らない」と付く。

 題名から想像できる通り、長野県知事(当時)・田中康夫をコキ降ろした著作だる。と言っても内容はスキャンダル的なものではなく、過去の報道・田中の著作と県知事としての言動を比較し、不一致な点を「一貫性がない」と指摘し、変わらぬ主張について「昔からこの人はこうだった」と糾弾する。

 本書を著す上で前提となるソースは公に報じられているもののみ、本人への取材は(相手にされなかったらしく)なし。ウラを取ってないのはどうかという考えもあるが、もし全ての作品でウラを取らなければならないのであれば過去の人物に関する著作は何も出せないことになってしまう。なのでヨシと考えるしかない。ただし、本人はダメでも周辺の人物に取材することは出来たはずで、その点は取材不足と突っ込まれても仕方ない。

 公務と並行した著述やタレント的活動への疑問、あるいは田中の品位・人間性の批判など、著者の指摘はもっともな所が多い。「『公』の人ではなく『私』の人なのだ」と言う一文はなるほどと腑に落ちる思いがする。

 だがどれほど真実を書こうと、この本のウソくささは消えない。それは、それまでの「吉村県政」時代の旧弊には触れず、変化を求めた県民の思いや「田中県政」のプラス面について語ることを怠っているから。だから、ヒステリックな批判(あえて中傷とは書かないでおく)本にしか見えない。一冊で全てを表すことは難しいので、本書ではネガティブな部分のみを切り出して見たというのであれば、ポジティブな部分のみを切り出した一冊があっても良いはずだ。ついでに書くと、田中康夫がどういう人物か、過去の言動を検証すればある程度は分かりそうなものを高支持率で勝たせた県民についての分析も欲しい。妄信したのか、「老害」よりはマシと判断したのか…ね。

 2008年11月15日 出張帰りの東北線車中にて読了
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年11月15日 聖地訪問

2008-11-21 06:11:43 | ノンジャンル
 美味しいラーメンで腹ごしらえ、他に用事のあるHAL爺提督(仮名)をひきとめ今や「時のスポット」となりつつある(?)鷲宮神社へ連れて行っていただく。そう、紳士だったら知っている、アニメ「らき☆すた」の舞台となっており「その筋の方々」に注目され、「聖地」となっている由。ちなみにアタシは読者ではありません。

 神社駐車場には誘導員まで居り何事?と思うがどうやら七五三のお参り客が多いらしい。確かに境内には着飾った男の子女の子があちこち、可愛いもんである。その両親を見ると自分の部下くらいの年代なんでちょっとアレなんだな…いきなりスペアタイヤカバーにででーんと「らき☆すた」が描かれた「痛車」オフロード4WD発見。むぅ…

 さて本題、そもそもこの社は「敢闘サイコの」…痛くてサイコでどないすんねん…関東最古の大社だと立て札に謳われており、奥のすっくと聳える木立はそれなりの雰囲気を醸し出している。先日の橿原神宮といい、お寺より神社の方がシンプルで美しく感じるのは気のせいだろうか。

 建物の配置がどう、棟の造りがこうなどと話しつつ境内をひと回り。さほど大きくはないが異彩を放つのは絵馬掛け、ここにも聖地を訪れたファンが残した膨大な数の絵馬が…50回近くも訪れてるヒトがいる!しかし全てきちんと当神社の絵馬を購入しているね、感心感心。誰だ!まな板切って書いてる阿呆は!

 古からの遺産と新しき文化の融合点、ピンポイントで連れて行って頂き大満足。おまけに快速停車駅まで送っていただき、グリーン車で仕上げにビール飲みながら夜勤の疲れを癒したのであった。ありがとうございました。

 このへんご参考まで
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%89%E3%81%8D%E2%98%86%E3%81%99%E3%81%9F#.E8.81.96.E5.9C.B0.E5.B7.A1.E7.A4.BC.E3.81.A8.E5.9C.B0.E5.85.83.E3.81.A7.E3.81.AE.E7.94.BA.E3.81.8A.E3.81.93.E3.81.97.E3.82.A4.E3.83.99.E3.83.B3.E3.83.88
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%9B%E8%BB%8A
 http://www.washinomiyajinja.or.jp/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする