昨年7月にホイールを交換した中型スーツケースだが、今度は先日のハワイ旅行の帰国便で本体に亀裂を入れられ、業者にて修理した。2年連続の災難である。
スーツケースを預けた時は空港での引き取り時に必ず、まず車輪の動きを確認し(床に置いてぐるりと360度回してみる)、つぎにボディを隅々までチェックし、さいごに格納式ハンドルと本体ハンドルを確認することを過去の経験から学んでいる(もっともハンドルの破損は免責と言うことになっている)。今回もそのおかげで、異状に気付きその場で空港係員に申告することができた。事後申告は受け付けて貰えないリスクがある。そりゃそうだ。
破損は本体亀裂8cm(空港係員計測値)。破損申告したところ最初に金5千円を補償と言われたので、その金額では買替も修理もできないから修理手配か代替品提供(米国系航空会社は専らこちらのようだ)をお願いしたいと申し立てた。すると航空会社側で、送料含み修理費用負担してくれることになった。最初からそう対応して欲しかったな。強く言ってきた相手には譲歩するのは、公正な態度とは思えない。当日はテープで形ばかりの補強をして帰宅、中身を空にしてから指定業者に発送、この発送伝票も申告時に貰えた。
3週間後の今日、修理から戻ってきた。外見はそれなり、どういう風に修理したのかな。割れたボディを繋ぎ合わせても強度は復活しないのではと思っているが、実際どうなのだろう。表面は、一様についてる細かな凹凸(シボ)がそこだけ少し変な感じ、つるりんとしてるわけでもないが、そこだけ艶もないのでちょっと見れば一目瞭然。内側は内装材を剥がしてパテ盛りでもしたのだろう、内装材の上から触ってみると少しデコボコしているが、パッキングに支障はない。
年に1,2回程度しか使わないスーツケース、このまま修理不能になるまで使い続けるのだろう。次回使用は来年6月か8月の予定である。