2024年最初の旅行は伊勢へ。伊勢神宮初詣ではなく、鳥羽市の離島めぐりをします。3日かけて、未訪問の島々を一気に回り尽くす行程を組みました。1月16日、立川駅北口より夜行バスに乗車、車中泊からスタート。三重交通と西武バスの共同運行で、今夜は西武車。いわゆるLIONSバス、これで三重まで行くのって何だか不思議。
1月17日、1日目。バスの寝心地は悪くなかったのだけどこのバス、朝4時過ぎの桑名からものすごく停留所が設定されており、その度にアナウンスが入る。幸いガラガラでかなりの停留所を飛ばしたから良かったけど、もしあちこち降りる人がいたら絶対に寝ていられない。鳥羽まで乗り換えなしは有難いけど、リピートするかは考えものです。終着の磯部バスセンターに30分も早着、快晴。
夜行バスは早着することが多いけど、いちおうリスクバッファを取って今日の行動には余裕を持たせた。今日の行先は渡鹿野(わたかの)島ひとつだけ。かつては怪しげな風俗島だったそうだが、今はそんなこともないと言う。上空から見るとハート形に見えることから、「ハートアイランド」として恋人たちの聖地としてイメージチェンジを図っているとか。志摩磯部から近鉄に乗って鵜方へ、スーツケースをコインロッカーに預け、駅前から路線バスで渡船場へ。島は目の前(写真上)、渡船は随時運行。
島を一周できる道路はなく、道は港を基点に大きくV字に分かれる。まず岸に沿って北上し、道路終点の仏岩まで。少し戻った園地から山を越えてコミュニティ公園経由で港まで戻り、今度は北西に伸びる一本道を歩く。日に数本ある市営の渡船乗場が終点だが、乗る人いるのかな。途中、かつては島の宿泊施設の従業員宿舎だったんじゃ?と思える二階建てプレハブアパートが何棟か、無人となって残っていた。ちなみに風俗業の最盛期は1980年代初め、もう40年前。いつまでも風評が残っているのは宜しくなかろう。リニューアルしたらしい宿もあり夏には人が訪れそうな雰囲気はあったが、今日の観光客は自分ひとりだったと思う。サクサク行動したので、少ない便数の路善バス、一本前に乗れそうだ。
来た道を戻って近鉄に乗車、特急に乗車し明日の出発港である鳥羽を通り過ぎ、伊勢市まで。こちらの方が安い宿が多い。そして改札を出た瞬間に気付いた、スーツケースがない!車内に忘れた?否、そもそも持って乗車しなかった。鵜方駅のコインロッカーから取り出すのを忘れてた!ちょうど特急が行ってしまい、普通電車で戻り、荷物を取り出し、すぐの特急で改めて伊勢市へ。予定より早く伊勢市に着いた時間に伊勢神宮へ参ろうと思ったのに、当初予定した時間になってしまった。
鳥羽ほどではないにしろ、伊勢市もあまり夕食を摂る店がない。ファミレスやファーストフード店はなく、あるのは居酒屋ばかり。少し酒を控えようと思っており、居酒屋を避けて店探しをしたが結局手近に見つけられず、一杯だけ飲んでしまった。伊勢市駅前から伸びる「外宮通り」に人はおらず、街灯がむなしく光っていた(写真下)。
ウィークリーマンション伊勢 泊
磯部BC 0825着
(徒歩)
志摩磯部 0958発
(近鉄)
鵜方 1005/1028
(バス)
渡鹿野(わたかの)島渡船場 1046着
(渡船)
★渡鹿野島
(渡船)0599-57-2590
渡鹿野島渡船場 1325発
(バス)
鵜方 1405
(近鉄特急)
伊勢市 1446/1505
(近鉄)※忘れ物回収
鵜方 1602/1610
(近鉄特急)
伊勢市 1649