海外案件の「当落発表」が遅れているため今週は仕事に余裕ができたのを幸い、30分早退して新宿へ。久々に西口の写真ギャラリーをハシゴしようかと。そうそう東日本大震災以来消灯していた「新宿の目」は、LED照明に交換のうえ再点灯していますよ~。というわけで。
昨年7月にテルアビブ&エルサレムへの弾丸旅行を計画していたが、情勢悪化で出発前日にまさかのフライトキャンセル。その後のイスラム諸国の治安悪化の傾向を見ていると、しばらくは行けないのだろうか…そんな思いを抱きつつ本展に臨む。
と言っても、ドンパチ最前線の写真などない。作者はまだ学生さんらしい。すごい行動力だね。「月」の単位で滞在し、しっかり撮ってきている模様。費用の工面も大変だろうな。
その作品群の印象はと言うと、淡々としたものに映る。ことさらに確執を撮らず、せめぎあう各宗教の信者たちに日常を撮っている。1枚ごとに字数の多いキャプションが付いており理解を助けてくれるが、それか若しくはこの地域の争乱の理由、歴史的背景を知らなければ「よく解らないけど中東の人々の写真がある」で終ってしまいそうだ。作品(群)に報道的要素を入れるのは難しいものだな。
会場内のベンチで数人の若い男女が談笑していた。ひょっとして作者はあの中に居たのだろうか?もしそうなら、たとえ仲間と話している最中でも来場者には立ち上がって挨拶をした方が良いと思う。違ってたらゴメン。
2015年6月24日・新宿ニコンサロンにて
昨年7月にテルアビブ&エルサレムへの弾丸旅行を計画していたが、情勢悪化で出発前日にまさかのフライトキャンセル。その後のイスラム諸国の治安悪化の傾向を見ていると、しばらくは行けないのだろうか…そんな思いを抱きつつ本展に臨む。
と言っても、ドンパチ最前線の写真などない。作者はまだ学生さんらしい。すごい行動力だね。「月」の単位で滞在し、しっかり撮ってきている模様。費用の工面も大変だろうな。
その作品群の印象はと言うと、淡々としたものに映る。ことさらに確執を撮らず、せめぎあう各宗教の信者たちに日常を撮っている。1枚ごとに字数の多いキャプションが付いており理解を助けてくれるが、それか若しくはこの地域の争乱の理由、歴史的背景を知らなければ「よく解らないけど中東の人々の写真がある」で終ってしまいそうだ。作品(群)に報道的要素を入れるのは難しいものだな。
会場内のベンチで数人の若い男女が談笑していた。ひょっとして作者はあの中に居たのだろうか?もしそうなら、たとえ仲間と話している最中でも来場者には立ち上がって挨拶をした方が良いと思う。違ってたらゴメン。
2015年6月24日・新宿ニコンサロンにて