日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年10月19~23日 【旅行】岡山で鉄、香川&広島で島の4日間(3)沖之島、小豆島→高松→岡山→福山

2024-10-31 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 10月21日、3日目。今日明日は島めぐり。

 フェリーの着いた土庄(とのしょう)から少し西海岸を北上した沖にある小さな島が、その名も沖之島。ただし沖ではなく、石を投げれば届きそうな距離。実は架橋工事が進められており、しばらく待てば地続きとなって訪問対象から外れるのではと思ったが、あと2年くらいは掛かるようなので行っておくことにした。

 路線バスを小江(おえ)で降りて少し歩くと、「←渡船のりば」の看板が、家の間の路地!小さな船で、200mばかりの瀬を渡る。船長さんが実に気の良くかつ能弁な方で、他にお客はおらず当方もヒマなのを幸い、島の事情、架橋の話、いろいろな話をして下さった。帰りにもまたお話しさせて頂くことにして、ともかく島めぐり。
 島は港を中心にL字型のように細い道が連なっている。端の港まで行っても往復30分とか、そんなもの。家々の間の路地に迷い込んだり、高台に上って家並みを眺めたり。この島も高齢化、過疎化が進んでいるそうだが、家は比較的新しいものが多く、朽ち果てた空き家は殆どなかった。そんな島にも開発の思惑や、島のドンによる専制とかあるようで…小豆島側に戻り、船長さんには勧められるままにお昼までご馳走になってしまった。ペペロンチーノ、美味しうございました。
 
 小豆島はここだけで引き上げる。岡山まで昨日来た道を戻ろうと思ったが、路線バスが着いてすぐに出る高速船に飛び乗り高松へ、JR快速「マリンライナー」で岡山へ出て、引き続き在来線で福山へ向かった。時間の都合でゆるゆるな一日だったが、実に楽しく過ごすことができた。

 [ホテルエリアワン福山 泊]

土庄港 0821
(バス北廻り福田線)
オリーブタウン 0828/0835
(バス四海線)
小江(おえ) 0847着
(町営渡船)
★沖之島
(町営渡船)
小江 1235発
(バス四海線)
土庄港 1254/1300
(高速船)
高松 1335/1410
(マリンライナー38号)
岡山 1502/1521
福山 1622

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2024年10月19~23日 【旅行】岡山で鉄、香川&広島で島の4日間(2)津山→岡山→小豆島、鉄道博物館と観光列車

2024-10-31 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 10月20日、今日はテツな1日を過ごした後、小豆島へ至る。

(3)津山まなびの鉄道館
 過去にも訪問したが時間があったのと展示車両を見直したいため再訪したら、何故か展示車両が保存場所からJRの留置線に引き出されている!これも「森の芸術祭」関連で、機関庫にプロジェクションマッピングを仕掛けるため、障害となる車両を外に出したというのが真相らしい。車両展示が理由でなかったのは残念だが、まあ良い。通りがかった現役運転士さんや、国鉄OBである説明スタッフさと突っ込んだ会話ができ裏話など聞けたことも良かった。たぶん普通の人なら1時間程度で観終わるところ、3時間いてしまった。昼のD51汽笛を聞いて退館。

(写真上左)引き出されたキハ28/58と、偶然やってきていた検測車キヤ191の希少ツーショット
(写真上右)庫内で移動していたキハ181とキハ52
(写真中左)機関車群は従来通り、たまにはDE50とかターンテーブルまで引き出して欲しい
(写真中右)引き出されたキハ33と、現役のキハ120、キハ47との並びも激レア

(4)SAKU美SAKU楽(写真下左)
 愛称は「さくび・さくら」と読む。どうもJR西の観光列車は、横文字を使ってしかも簡単に読めないような名前が多い気がする。凝りすぎではないのか?車両はキハ40系改造車1両、一般車と併結され2両編成で津山線を走る。
 指定席制なのは良いが、一般車両としても使えるような座席配置のため窓を制にしたロングシート部が多く、そこに割り当てられたため気分は今一つ。そしてオリジナル弁当の手配を忘れたため、この列車を満喫するに至らず。アテンダントも何となく熱心さに欠ける気がした。オリジナルグッズの品数は多い方だったかな。短い運転区間・時間であり難しい部分が多いと思うが、もっとブラッシュアップして魅力を高めて欲しい。

(5)「からかい上手の高木さん」ラッピングフェリー(写真下右)
  岡山駅到着後は路線バスで新岡山港、フェリーで小豆島へ向かう。このフェリーに、意外なことに漫画/アニメ「からかい上手の高木さん」ラッピングしたフェリーがやってきた。あれぇ、本船は高松航路就航なのでは…そうか、つい先日新造船がデビューしたので、こちらに転属したってワケか。前に高松港で観たことはあったが乗船しなかったので嬉しい。いざ乗ってみると、船内の階段や内装いたる所に「高木さん」のイラストがラッピングされていた。夕暮れに出港、直ぐに前方カーテンが閉じられたのは夜間航行のため。あっという間に真っ暗になり、土庄港に到着。宿はターミナルのすぐ脇。

 今日はメインの観光列車より、サブのつもりだった鉄道博物館の方が刺激的だった。

 [ビジネスホテルニューポート 泊]

*** 津山まなびの鉄道館 ***
津山 1256
(SAKU美SAKU楽1号)
岡山 1430/1553
(バス新岡山港線)
新岡山港 1640/1700
(国際両備フェリー)
土庄港 1810

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【絵画?展】一度は見たい 国宝・名宝!?展 ~高精細複製品で実現 キセキの名品選~

2024-10-30 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 岡山駅前の「シティミュージアム」で面白そうな展覧会を開催しており、雨で歩き回りたくなかったこともあり寄ってみた。

 キヤノン製の高精細カメラで撮影し、丁寧に色調整し、大型プリンタで出力。手作業で金箔や金泥を入れ、枠や金具など表装を施してオリジナルそっくりに「複製」する。その成果物の作品展だ。元の作品は琳派だったり若冲だったり会場の岡山らしく雪舟だったり、大物ばかり15点。

 いや見事、素晴らしい。オリジナルそっくりの色調や質感の再現が一番の評価ポイントになるのだろうが、複製のためガラスケースに入れることも(作品保護のため)薄暗くなく、至近距離で見られる。落款とかまで目が行き届くし、枠や金具の彫刻なんてこれまで存在すら気付かなかった。写真撮影も許されている。

 これはこれでアリだな。単に写真撮って複製しただけでなく、ここまで手を掛けて複製したものであれば。オリジナルとの差異、作品の価値について批判できるほど詳しくはないし、こういう複製品を否定する人がいるならどういう理由でなのか教えて欲しい。

 2024年10月19日 岡山市・岡山シティミュージアムにて

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2024年10月19~23日 【旅行】岡山で鉄、香川&広島で島の4日間(1)東京→岡山→新見→津山、新型「やくも」と「デクもどき」

2024-10-30 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 先月は福岡と山口で離島を訪問したが、今月は少し手前の岡山と香川そして広島を訪ねることにした。しかし訪ねても訪ねても、離島っていっぱいあるねぇ。

 10月19日、1日目。羽田からJL231便(JA335:737-800)で岡山まで1時間3分、バスで岡山駅。本降りの雨で市内を動きまわる気にならず、駅前で展覧会を見学し、コーヒーショップで読書。そして岡山からJRで新見を経由して津山へ、遠回りしたのには理由があった。

(1)273系「やくも」(写真上)
 この4月より国鉄時代の古参車381系に置き換えがされた、新型特急電車273系「やくも」に新見まで乗車した。予定変更して思い付きで乗ろうとしたら「みどりの窓口」は長蛇の列、もうウンザリ。比較的空いてた自動券売機で指定席券を購入。「やくも」って全車指定なんだねぇ。
 外装の赤銅色は好みの分かれるところ。内装は大したことないように思われた。だが走りは激変、静かで加減速はスムース、何より曲線通過時の振り子動作が滑らか。これならあと5kmくらい、曲線通過速度を上げられるんじゃない?乗って感心の新型車両だった。

(2)DEC700形臨時快速「ハレのモリ」(写真下)
 新見から乗車するのは臨時快速「ハレのモリ」、使用車両は1両きりの実質的試作車、DEC700形気動車。JR東のGV-E400系そしてJR北のH100形(愛称「デクモ」)と似た、ディーゼルエンジンで発電した電気でモーターを回して走る電気式気動車。いま岡山県内で開かれている「森の芸術祭」に合わせ走る臨時列車で、初の営業運転を行うというのでわざわざ乗りに来た次第。
 乗車待ちの行列は全員が鉄ヲタに見えた。内部に電池室?が突き出しており座席が少ないこともあり、10名ほどの立ち客。モーター負荷に合わせエンジン音が高まるとはいえ、その遮音は良くキハ40系などとは雲泥の差。そして加速も良く滑らか、列車交換で長時間停車の際には発電用エンジンが止まるため、客車列車のように静か。しかし製造単価の高そうな本形式、果たして老朽化ディーゼルカーの置き換え用に本格的に製造される日は来るのだろうか?
 ちなみに本列車の途中停車駅は中国勝山のみ、そこでの乗り降りはなく、新見から乗った客は全員が鉄ヲタで津山まで乗り通した気がした。良いのかそれで?

 [津山グランドホテル 泊]

HND 0820
(JL231)
OKJ 0940/0950
(バス)
岡山 1020/1413
(やくも15号)
新見 1515/1548
(臨快ハレのモリ)DEC700
津山 1736

 

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【本】兼原信克著 「歴史の教訓-『失敗の本質』と国家戦略-」(新潮新書)

2024-10-29 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「後からああだこうだ言うのは容易い」と言う人がいるけれど、それ(総括)すらきちんとやらないのが日本ではないか。表面的な批判や言葉尻をとらえた揚げ足取りばかりで、冷静に本質に迫ることは滅多にないように思えてならない。

 第二次世界大戦で、日本(軍)はなぜ負けたか。本書は単純にミッドウェー海戦が転換点だったとか細かな話ではなく、ずっとそれ以前、日清日露戦争に至る辺りからの政府や軍部の考え方、制度的欠陥などを指摘しており興味深い。全て「そうか」と鵜呑みにするのは危険なので、あれこれ疑いはしたが反証する知識はないため、こういう見方もあるのかと思った程度。

 結局どういう立場にいて、どのような国を目指すかによって求める結果は変わるのだから、後世に検証する立場にあっては「どういう国を目指すべきだったのか」と言う軸を定めなければ話は嚙み合わない。そうした擦り合わせの議論をしっかりして、感情論や犯人捜しに至ることなく冷静に議論をしたケースを、日本においては見聞きしたことはない気がする。

 2024年10月17日 実家より戻る電車にて読了

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2024年10月15日 【タント】実家用タント(L375S)で天城高原~伊豆スカイラインドライブ

2024-10-28 06:00:00 | クルマ

 今月も、実家へ行った折タント(L375S)に父を乗せてドライブ。前回西伊豆へ行ったので、今回は東へ。

 伊東市からいったん天城高原へ、県道111号の終点まで。ゴルフ場と天城縦走路の起終点がある。眺望の効かない林間コースだが、マイペースで走れて気持ち良い。

 折り返して伊豆スカイラインへ、一区間だけ走って伊東市街へ降りるつもりでいたが、終点まで行きたいとリクエストがあり、熱海峠まで。そこから熱海市街へ降り、R135を走って実家まで。途中、伊東市の道の駅でランチ。

 半袖でも過ごせそうな快晴高温、どこもクルマは殆どおらずストレスなく走ることができ、途中あちこちのビューポイントでクルマを停めて景色を楽しんだ。熱海まで足を伸ばしたため、トータル120kmほどのドライブだった。きっと来月も、どこかへ連れてゆけとせがまれることだろう。ハイ喜んで。

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2024年10月14日 【食べ物】茅ケ崎・鐙(あぶみ)

2024-10-25 06:00:00 | 食べ物・飲み物

 「駅ハイ」で県内のJR駅に行く機会が復活したので、「ラーメンwalker神奈川2024」掲載店を訪れるチャンスも復活した。今日は茅ヶ崎駅起点のコースだったので、茅ケ崎に掲載店はあるかな?おっあるある、ほぅ、ちょうどコース途中じゃないか。と言うわけで鐙。久しぶりに見た漢字で、読みを思い出すのに一瞬かかった。

 海に近いイメージの強い茅ケ崎らしく、スープは魚介が香る。少し濁ったスープは、下にまとわりつく感じはせずさっぱり系。それでいてしっかりした味わい、醤油は酸味がなく好み。麺は中細くらいか、さっぱり系スープにはこれで良いのかもしれないが、もうワンサイズ太めでもいける気がした。緑と真っ白、二種類のネギが綺麗。チャーシューは大き目厚め。ごちそうさまでした。

 

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【絵画展】柳原良平展 ごきげんな船旅

2024-10-24 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「駅からハイキング」で茅ケ崎市内を歩き、コース途中の高砂(たかすな)公園を通った所で美術館の案内看板に気付いた。幼少時に好きだったイラストレーター・柳原良平氏の展示なので、寄ってみることにした。

 氏を有名にしたのは寿屋(後のサントリー)のトリスウイスキーの広告だと思うが、自分にとっては横浜港を中心とした船のイラスト。本展ではそのどちらも展示されており、見覚えのあるイラストもあれば初見のものもあり。楽しくひとときを過ごした。

 2024年10月14日 茅ケ崎市美術館にて

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2024年10月14日 【ハイク】駅からハイキング#0224002 「茅ヶ崎勝手にウォーキング」

2024-10-23 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 駅ハイ神奈川 is back ! 4月以降コース設定のなかった神奈川県、涼しくなるのを待ってか、久しぶりにコースが設定された。春季・夏季を飛ばして実に半年ぶり、めでたい。と言うわけで、実家へ行く前に歩いてゆくことにした。気分的に、大船、藤沢あたりが交通費的に自宅から往復して良いと思える範囲だろうか。頑張っても平塚までだ。

 サザンオールスターズのデビュー曲をオマージュしたらしいタイトル、コースは基本的に茅ケ崎の海側住宅街の中。意外にも名前の付いている通りを歩く。駅から高砂通り、鉄砲通り、ラチエン通り。そして菱沼海岸からは砂浜の際の遊歩道をサザンビーチまで。そこからサザン通りを北上して駅の方に戻り、ちょこっとR1を通って市役所へ立ち寄り、駅に戻って終了となる。

 全般に住宅街の中の少し広い道ばかりで面白味は少なかったが、高い建物が無く、どことなくののんびりした雰囲気は茅ケ崎ならではだったかもしれない。途中で美術館とラーメン屋に寄り道したのは良かった。海岸沿いの遊歩道からは、10月半ばなのにまだ海遊びできる陽気だったこともあり、サーフィンに興じる人々、上半身裸で自転車を漕いでる多くの人、夏の名残を感じられた。Tシャツ一枚で歩ける陽気だったのだ。

(写真左上左)おしゃれなスイーツショップ
(写真左上左)ビーチの救命用具コンテナも本格的
(写真左下左)ハンマーヘッド
(写真左下左)今や茅ケ崎を象徴するサザンビーチの「C」、奥には烏帽子岩
(写真右)茅ケ崎出身の「若大将」加山雄三氏の像と、姉妹都市ホノルルをイメージする「ALOHA」ロゴ


 本日の歩行距離:約8.0km
 駅ハイ通算距離:約103.0km

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2024年10月12日 【バイク】YBR125(FI#2)疎開先からの引き取り

2024-10-22 06:00:00 | バイク・自転車

 ヘルメットとグラブを持って電車に乗り、諸事情によりさいたま市の知人宅に預かって頂いていたYBR125(FI#2)を引き取ってきた。

 乗る前にバッテリーを充電してエンジン始動(写真)、やはりインジェクション車はラクだねぇ!カバーを掛けていたけど少し埃が溜まっていたのを濡れ雑巾で拭き上げ、チェーンに錆が出かかっているのには目を瞑り帰宅してから処置をする。走り出したらハンドルを取られる、これはエア不足だなと判る。途中でガススタに寄り、少しの燃料補給と合わせ空気を入れる。クルマ用の空気入れは口金こそ一緒だがホイールに干渉して使えないことが多いが、寄った店のは上手く充填できた。

 本当に久々にYBRに乗ったが、乗った瞬間に馴染んで操作上の違和感やブランクは全く感じなかった。ただし公道を走る時の注意の払い方や目線など、ボケてる部分があると思いずっと左側を、すり抜けもせず丁寧に走る。少し遠回りしてR16~R122~県239(首都高川口線の下道)~環七~R357で、景色の良い東京ゲートブリッジを通って横浜へまで約70㎞のプチツーリング。

 もう自宅付近に置き場所はないため、グロム125と同じところに保管する。うむ、もう2台くらい置けそうだな(爆)。来月には久々のツーリングに出かけるつもり。

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