「太陽の塔はイエス・キリストである!」
創造も想像も自由だよな…本書を読んでの第一印象。きっと誰もが知っている大阪千里の万博公演に開催40年後の今なお屹立する巨大モニュメント(と言う表現が正しいかどうかから議論が分かれそうだ)に込められた作者・岡本太郎の深謀遠慮。
太陽の塔の形、色、内部それぞれにつき、著者は作者岡本の過去の経歴や思想、作品と詳細に照らし合わせその関連性を指摘してゆく。面白おかしいトンデモ本ではなく、「岡本研究家」とも言える人の著作だけに岡本作品や氏の経歴を少しでも知っている人ならナルホドと唸り、知らない人ならホウソウカと思う。それでもやっぱり、こじつけかもしれないよね?との疑念は捨てきれない。
まぁでも、幾らこねくり回してももはや謎は謎のままなのだ。それで良い、その方が良いと思う。
それにしても塔の内部修復、遅れてますねー。確か万博当時、テーマ館である当館は激混みだったので入らず見られなかった記憶がある。なので、再公開されたら絶対に行きたいのだ。
2016年6月20日 通勤電車車中にて読了
創造も想像も自由だよな…本書を読んでの第一印象。きっと誰もが知っている大阪千里の万博公演に開催40年後の今なお屹立する巨大モニュメント(と言う表現が正しいかどうかから議論が分かれそうだ)に込められた作者・岡本太郎の深謀遠慮。
太陽の塔の形、色、内部それぞれにつき、著者は作者岡本の過去の経歴や思想、作品と詳細に照らし合わせその関連性を指摘してゆく。面白おかしいトンデモ本ではなく、「岡本研究家」とも言える人の著作だけに岡本作品や氏の経歴を少しでも知っている人ならナルホドと唸り、知らない人ならホウソウカと思う。それでもやっぱり、こじつけかもしれないよね?との疑念は捨てきれない。
まぁでも、幾らこねくり回してももはや謎は謎のままなのだ。それで良い、その方が良いと思う。
それにしても塔の内部修復、遅れてますねー。確か万博当時、テーマ館である当館は激混みだったので入らず見られなかった記憶がある。なので、再公開されたら絶対に行きたいのだ。
2016年6月20日 通勤電車車中にて読了