森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アオハダ(モチノキ科)

2006年07月04日 | 自然観察日記
 樹皮は薄く灰白色だが、少し削ると緑色の内皮が見えるため「アオハダ」の名前がある。花は地味だが実は秋に赤く熟し鈴なりになるから見ごたえのある樹になる。長岡近辺の薪炭林には普通で大木も多く結構楽しい散策が出来るが、実の頃の入山者が少ないのであまり知られていないようだ。
 伐採しても萌芽力が強く成長が早いためか伐採周期が短いとコナラなどより多いくなりアオハダ林といえるような状態になるのではないだろうか。きっと、小鳥たちのよい食料になることだろう。