森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ドンドコ沢は滝の名所 その4 南精進滝

2006年07月16日 | 風景
 4つの滝が鑑賞できた。「南」精進滝とあるからには「北」もどこかにあるのだろう。この沢ではないようだ。
 明日以降は鳳凰三山を巡っての植物の話をすることにしよう。雨の中撮影してきた写真がおよそ300枚。利用価値のないものも多いのだが、今回の目的のものをも含めて紹介することにする。

ドンドコ沢は滝の名所 その1 五色滝

2006年07月16日 | 風景
 明けて16日。意に反して雨。風も強い。せめて曇りを期待していたのだが、前線が南下したのだろうか。雨具を持っているとはいえこの様子ではずぶ濡れになるだろう。
 この日は観音岳、地蔵岳を回ってドンドコ沢を降りる予定。下りなら昨日いためた腰には負担が掛からないし、僕はもともと下りに強い。膝には自信があるのだが、下り始めのところにある鳳凰小屋の主人と話をすると、この沢を下りに使うのは良くないとのこと。下りで4時間は掛かるという。「降りてみれば判るさ」という言葉を尻目に、標高差1600mの下りを開始。水平距離7Kmほど。今度は膝に来た。いわゆる「膝が笑う」状態である。最悪な状態ではないにせよ、久しぶりの体験である。登りも下りもハードであった。お陰で、体重が減ってダイエットには良かったようである。
 ドンドコ沢は名瀑が目白押しで、道筋にところどころ案内板がある。登山道をそれての滝の鑑賞をするのだが、疲れた肉体とあいにくの雨が鑑賞する力を失わせ滝の美を損なっているのが残念だ。