森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

シナノナデシコ(ナデシコ科) 樹林帯で その3

2006年07月20日 | 自然観察日記
 青木鉱泉上の川原に咲いていた。艶やかな姿は十分観賞価値が高い。荒地が好きで、ごろごろした石で覆われたようなところによく出てくる。そういえばナデシコの仲間は荒地が好きなのが多いような気がする。土壌条件はよくないが日当たりがよくて競争相手が少ないところがお気に入りのようだ。

サワギク(キク科) 樹林帯で その2

2006年07月20日 | 自然観察日記
 水場の近くに咲いていた。主に太平洋側の山地帯に分布するのだろう、越後で見たことが無い。越後も広いから、どこかにあるのかもしれないが僕の動き回った範囲では出会ったことがないということだ。それほど珍しいものでもないから、もし越後にないとしたなら、またその理由が知りたくなる。

オガラバナ(カエデ科) 樹林帯で その1

2006年07月20日 | 自然観察日記
上り下りの樹林帯で沢山の植物とであった。
オガラバナ、カエデの仲間で久しぶりのご対面。他にハウチワカエデやミネカエデなどいくつかのカエデにもであったが、本当に久しぶりの感がした。越後にもあるが、里山にはないのでなかなかお目にかかれない。
 別名ホザキカエデともいい、穂状の花が特徴である。丁度、樹林帯の切れ目にこの樹がありその向こうに地蔵岳が遠望できたところだから、このロケーションは焼きついてもう忘れないだろう。