ご存知ネムノキ。「合歓の木」と書くのだが不思議な文字を当てるものと常々思っている。この樹の目覚めは非常に遅い。春、もうほとんどの草木が展葉を済ませてもまだネムノキは丸坊主。初夏に近いころにやっと芽吹く感じだから、「眠(ねむ)の木」のほうが余ほど合っていると思うのだが。
花弁のない蕊だけの花で、その蕊が紅色に染まり夏の彩を添えてくれる。新しく造成した場所などに結構かたまって生えているからよく目立ちファンも多い。
マメ科の樹であり、いくつかの生育の習性をつなぎ合わせるとこうなる。ネムノキは林の中には住めない陽樹でマメ科の多くがそうであるように栄養の少ない土地に適している、いわゆる造成地など荒地がお好み。おそらく乾季や雨季がはっきりしている土地の生まれで、雨季にあわせて発芽する習性でも身に着けての「眠(ねむ)の木」かなと推理している。
花弁のない蕊だけの花で、その蕊が紅色に染まり夏の彩を添えてくれる。新しく造成した場所などに結構かたまって生えているからよく目立ちファンも多い。
マメ科の樹であり、いくつかの生育の習性をつなぎ合わせるとこうなる。ネムノキは林の中には住めない陽樹でマメ科の多くがそうであるように栄養の少ない土地に適している、いわゆる造成地など荒地がお好み。おそらく乾季や雨季がはっきりしている土地の生まれで、雨季にあわせて発芽する習性でも身に着けての「眠(ねむ)の木」かなと推理している。