森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

キバナアキギリ

2012年10月21日 | 自然観察日記
秋の里山の代表的な花ですね。里山フィールドミュージアムではツリフネソウと肩を並べる存在です。そろそろ花も終わりですが、水はけのいい場所には一面に生育していて、ツリフネソウが湿った場所に生えるのとは対照的です。ちょうど水分条件で住み分けをしているようですね。ところでこの株実は白色の花を咲かせているのです。純白ではないのですが、白い花です。そうすると「シロバナキバナアキギリ」ということになるのでしょうか。ちょっと愉快ですね。園内唯一の個体を見つけました。


昨日掲示した花の名前:
1.ヘラオモダカ(オモダカ科)
2.コナギ(ミズアオイ科)
3. ミョウガ(ショウガ科)

シロバナツリフネソウ

2012年10月21日 | 自然観察日記
ツリフネソウの白化種で園内で増殖中のものです。ここはそのほかいろいろな種の白化種が見つかっていて面白い場所なのです。それらも育種中のものがいくつかあり展示できることもあるかもしれません。