色鮮やかなこのきのこ何年か前に見附で大きな事故を起こし一躍有名になったキノコです。猛毒キノコとしてすっかり知れ渡ったものですが、実物を見るのはそれほど頻繁ではありません。食べることを意識しなければ実に面白いキノコですし、また綺麗なキノコです。写真の個体は棍棒状ですが上部で枝分かれをしているのもあって形はやや不定形です。紅色は濁りのないものです。しかし、このきのこを触ったら手を洗うことを心がけましょう。人の命を奪うほどの猛毒ですから。
オオゴムタケです。色が黒いためちょっと気づかないキノコです。ゴムというくらいですから触ると弾力が感じられます。内部は寒天状で若いうちは食用になるとか。食べたことはありませんが味というより歯触りがいいかもしれません。胞子はこの上部の面から出すのだそうですが確認したことはまだありません。大きさ径3~4cmと思いのほか大きいのもです。