今年はカリガネソウに出会うことが多いのですが、山形市野草園では見事な群生を見せていただきました。自然の中でなかなか見ることができなかったのが、平標山で出会うことができ間をおかず再び野草園で観ることができました。おびただしい数の不思議な形の花を見せつけられてただただ感動でした。
カリガネソウは「雁草」と表すのですが、それほど「雁」に似ているとも思えないのですが、どこか雰囲気はあっているようでいい名前だなぁと思っています。少々気になる臭いがあるのが玉にきずというところでしょうか。それにしてもこの花の構造、ポリネーター(花粉媒介者)とどういう関係になっているのか興味を持ちます。どんな虫がどこに止まるとしべがどう動くのか?気になります。ぜひ見てみたいものです。
園の一角がカリガネソウで埋め尽くされていました。自然界では林の中にところどころ生育している種、日当たりのよい場所にこれほど多くの花が咲いているとイメージが変わってしまいます。栽培されよい種なのでしょうね。