森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カリガネソウ

2017年12月18日 | 自然観察日記
今年はカリガネソウに出会うことが多いのですが、山形市野草園では見事な群生を見せていただきました。自然の中でなかなか見ることができなかったのが、平標山で出会うことができ間をおかず再び野草園で観ることができました。おびただしい数の不思議な形の花を見せつけられてただただ感動でした。

カリガネソウの花

2017年12月18日 | 自然観察日記
カリガネソウは「雁草」と表すのですが、それほど「雁」に似ているとも思えないのですが、どこか雰囲気はあっているようでいい名前だなぁと思っています。少々気になる臭いがあるのが玉にきずというところでしょうか。それにしてもこの花の構造、ポリネーター(花粉媒介者)とどういう関係になっているのか興味を持ちます。どんな虫がどこに止まるとしべがどう動くのか?気になります。ぜひ見てみたいものです。

カリガネソウの果実

2017年12月18日 | 自然観察日記
シソ科にあまり見ない形の果実(種子)と思うのですが。あまり多くの種子を作らない花です。ただし、花序に着くつぼみの数はかなりの数ですから、1花当たりの種子数は少なめなのでしょうか。

カリガネソウ大群生

2017年12月18日 | 自然観察日記
園の一角がカリガネソウで埋め尽くされていました。自然界では林の中にところどころ生育している種、日当たりのよい場所にこれほど多くの花が咲いているとイメージが変わってしまいます。栽培されよい種なのでしょうね。