フシグロセンノウ 2017年12月20日 | 自然観察日記 目立つ朱色の花が草むらにありました。フシグロセンノウです。高山植物というわけでもなく、思いもかけないところで見る花ですからその出会いは衝撃です。かつては里山に近い山野にも多くあったのでしょうが目立つ花ゆえ数を減らしてしまったのではないでしょうか。山野草園にの林の中には点々と開花中の個体が観察されました。
フシグロセンノウの花 2017年12月20日 | 自然観察日記 ナデシコ科の美しい花です。持ち帰って庭に植えたい気持ちになりそうなのは分かりますが、自然界にあるものはそのままにしておいてほしいものです。木陰の中で見るフシグロセンノウは絵になります。
フシグロセンノウの果実 2017年12月20日 | 自然観察日記 センノウ属の果実もナデシコ属の果実も同じような形態で、熟し乾燥すると頂部が裂開し細かな種子が風に吹かれるたびに周囲に飛び散る構造になっています。