ミツバウツギの果実

今年もまた出会えたミツバウツギ。新潟県内ではほとんど見ることができない種ですから見つけるとついカメラを向けてしまいます。何度か載せて来たと思いますが、不思議な形態をした果実ですからつい見入ってしまいます。

ミツバウツギの葉

名前のように小葉が３枚でできた葉が特徴。ウツギ（アジサイ科）とは類縁がなくミツバウツギ科いう独立した科として扱われるようになりました。

ハイイヌガヤの実

日本海側の多雪地に多いとされるイヌガヤの変種。東北の中部山地にも自生していました。山形市野草園の地域も他雪地域ですからハイイヌガヤが適応生育していても不思議はありません。匍匐性が強く大木にはなりません。この種は雌雄異株で、果実は食べられるとのこと。

ハイイヌガヤの葉

よく似たチャボガヤとの区別は握ること。痛ければチャボガヤ、痛くなければハイイヌガヤです。葉の先に固く尖った部分がありません。