絶滅危惧種のオニヒョウタンボクです。私も今回初めて認識し季節を違えてこの種を観ることができました。野鳥の森では気づきませんでしたが白糸の滝周辺では沢山の個体を観ました。5月は花を7月は実の季節の生態を観ることができとてもよかったと思います。東北、群馬、長野、中国地方に限定的に生育しているそうです。3~4ⅿ程度まで生育する灌木状の低木です。花を沢山つけていても葉陰で咲いているため極めて地味なもの。よく見ると黄色い花を対になって咲かせていました。
これは7月に観た熟した実です。2つの果実が瓢箪のように合着しています。いろいろ観ていると同じ大きさで合着しているものはほとんど見当たりません。どちらか一方が大きく成長しもう一つは小さい実でした。この実はなんとかほぼ同じ大きさまで成長しています。