白糸の滝の下流、川面に身を乗り出してシキンカラマツが咲いていました。他に見かけませんでしたから唯一の株です。近づいて写真を撮ることができずに残念な思いがしました。シキンカラマツが自生しているということは事前に知っていましたが、見つけたときはちょっとした興奮を覚えました。他に観察できる個体があればよかったのですがなんとなく不消化の状態です。
シキンカラマツはなかなか出会えない貴重な種。青い花が何とも言えない美しさをも持っていますから、私の好きな花の一つでもあります。しかし、残念ながら今回はあの綺麗な花を実感できませんでした。かつて妙高の笹ヶ峰で花を愛でた記憶が蘇って来ます。