クガイソウは林などのあまり光条件の良くない場所でみることと明るい草原などで見る場合とがあり、前者はあまり大きな群落を作らずむしろ単生しています。群生するものは明るい草原です。今回は林の中の個体。数株の群落になっていましたがすらっとした姿の良い株になっていました。
いつもは亜高山以上の岩場などで見かけるハクサンオミナエシです。白糸の滝付近の川沿いの傾斜地で見かけました。細々と生きているという感じでした。日当たりもそれほどよくはなく岩場でもありません。それでも林の中でありながら水はけのよさそうな場所。この種が生育する適応範囲を知るには参考になる場所かもしれません。