森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

キバナアマ

2020年12月23日 | 自然観察日記
アマ科の種です。といってもアマ科の種は全くなじみがないので名前を聞いたくらいで全くイメージが湧きません。ともかく鮮やかな黄色い大きな花が目を引きました。説明版には雲南省やインド北部に自生する種で春に咲く花ですから中国では「迎春柳」というと記載されていました。

キバナアマの花

2020年12月23日 | 自然観察日記
花の大きさは5~6cmはありました。印象として大きなカタバミの花という感じです。5数性の花のようです。アマ科の種は熱帯地方に多数の種がありますが日本ではなじみのないグループです。ところが、在来種でアマ科というのが1種あるようです。マツバニンジンというものですが県内に自生はないのか仲間内でも話題になったことがありません。しかし、日本の各地に見られる種だと知り今更ながら無知を悟りました。しかし、分布するところもかなり貴重な存在になっていて出会うのもなかなか難しいようです。