最近区別された種だそうです。コモウセンゴケより分布域が限られ東海地方から近畿地方にかけてみられる種だそうです。富山県立中央植物園に展示されているのは富山県内で見つかった群落が開発でダメになりそうなため全個体を避難させ管理しているという話です。その一部が温室内に展示されていました。
コモウセンゴケはモウセンゴケのように休眠芽を作らず赤い葉を維持しているのが特徴とのこと。さらに、トウカイコモウセンゴケは葉には柄がはっきりしていてサジ型になるのに対してコモウセンゴケは葉柄と葉身が連続ししゃもじ型になるとされます。しかし、DNAなどの分析で少しづつはっきりしているとはいえ明確な差異を示すには簡単ではなさそうです。環境省はまだ絶滅危惧にリスト化していないという話です。