山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

古代ローマと日本をつなぐ『テルマエ・ロマエ』

2013-10-09 15:43:55 | 読書
 先日テレビを見ていたら、漫画家でイタリア在住のヤマザキマリさんの対談があった。
 迫力ある言葉と世界を渡り歩いてきたスケールの大きさに目を見張る。

 さっそくマンガ『テルマエ・ロマエ』全6巻を入手。
 温泉を舞台に古代ローマと日本をイタリア人浴場建築家が行きかう奇想天外物語だ。

                   
 このマンガは阿部寛主演の映画にもなっていてそれは見たこともあるが、やはりヤマザキマリの文化を比較する視点、世界から日本の優れた暮らしを見る視点、温泉・浴場にまつわる歴史・息遣いと言った点では、原作を読んで初めてうなることばかりだった。

 テレビで言えば、「和風総本家」と「タイムスクープハンター」とをミックスした内容とも思えた。
 お粗末なマンガが氾濫しているなか、久々に手応えあるマンガに出会えてホッとした。
 まさに、温泉気分がのり移ったみたい。
 書を捨て「普段」を捨て、鄙びた温泉にまいろう!
 その湯気の中で、「本当のこと」を瞑想すべし!? 
コメント
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