山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

過疎のつつましい祭礼を担う穏やかな群像

2013-10-19 23:35:57 | 出会い・近隣
 台風の狭間で雨が心配だったがなんとか持ち直した地域の祭礼。
 朝の8時に田んぼに集合して神社の注連縄づくり。
 人出が少ないなかでの、わらをねじる作業はなかなか力が要る作業。
 しかし午前中に取り付け作業も完了する。

    
 近世から続く集落の由緒ある神社だが、山あいの風景に溶け込んでいる。
 午後から神主さんを招来して神事を行う。
 伝説の里・京丸の災害から流れ出た木像がこの集落に漂着し、それを奉っているという。 

                 
 夕方からは「直会(ナオライ)」の食事会が行われる。
 お寿司や手料理及び焼き鳥等の寄付を食べるなか、恒例のビンゴゲームを楽しむ。

                    
 そのうちに、山車が到着する。
 真っ暗な山里の祭りのささやかな光の山車が現れる。
 子どもの姿をなんとか探す。

       
 と同時に、打ち上げ花火が夜空を輝かす。
 穏やかな日本はまだこうした中山間地に生き残っている。
 つつましい集落の面々に笑みがこぼれる一日だ。
 帰宅は夜の10時近くになっていた。

  
コメント
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