山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

妖艶な蛾「ウスギヌカギバ」のモダンアート

2013-10-29 21:47:44 | 生き物
 雨が収まりかけたときの散歩も大好きだ。
 待っていたかのように、道草山のたもとの影に「ウスギヌカギバ」がいた。

 白い「薄絹」がスケスケなのだ。
 そこに碇のような3本の茶色の「鉤」を大胆に配置するモダンデザインに感心する。 
 以前出会った「モンウスギヌカギバ」(2012.6.17.)のデザインとも違って、強烈な自己主張が内在している。

                     
 自家用車の窓の屋根部分に、蛹が付着していた。
 いったいこの正体は何なんだろうと待つことにする。
 できたら、先日消えた「アゲハモドキ」の蛹であることをどこか期待している。

 一日中雨だったきょうは、しばらくぶりにうだうだして、溜めていたDVDを連続視聴する。

 阪急ホテルの偽装表示、みずほ銀行の暴力団融資といい、一流企業のモラルにまたまたうんざりする。
 利益のためなら魂や徳をも放り出す退廃はじわじわと日本崩壊を早めている。
 二宮尊徳の「報徳思想」を見直さなければならない。

 ウスギヌカギバ(薄絹鉤翅)の誇り高い蛾から敬虔な宇宙を学ばなければならないと思うのだった。
コメント
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