先月上京したおりに見つけた青山の秋葉神社。
瀟洒なビルの谷間にひっそり神社がある。
ビルに包囲された狭い敷地になんと、6体の狛犬がいた。
人とすれ違うのもやっとのなかの境内は、犬小屋いや狛犬小屋じゃあなかろうかと思いたくなる。
鳥居をくぐってすぐに「寛政2年」の狛犬。
ふつう、口を開けた「あ」形の狛犬は向かって右側なのに、ここは左側。
頭上が凹んでいるのは、角を取り去ったという説と河童型だったという説があるらしい。
大正期に作られた2対は、耳がモダンな毛で隠れている。
どことなく愛らしい。
いちばん奥の拝殿前のは、「大正9年3月」の銘があるいかつい狛犬。
日本が国際連盟に加盟し常任理事国となるような近代化・軍事化の勢いがあった時代だ。
狛犬研究の第1人者三遊亭円丈師匠によれば「招魂者社」系のえばった?狛犬なのかもしれない。
瀟洒なビルの谷間にひっそり神社がある。
ビルに包囲された狭い敷地になんと、6体の狛犬がいた。
人とすれ違うのもやっとのなかの境内は、犬小屋いや狛犬小屋じゃあなかろうかと思いたくなる。
鳥居をくぐってすぐに「寛政2年」の狛犬。
ふつう、口を開けた「あ」形の狛犬は向かって右側なのに、ここは左側。
頭上が凹んでいるのは、角を取り去ったという説と河童型だったという説があるらしい。
大正期に作られた2対は、耳がモダンな毛で隠れている。
どことなく愛らしい。
いちばん奥の拝殿前のは、「大正9年3月」の銘があるいかつい狛犬。
日本が国際連盟に加盟し常任理事国となるような近代化・軍事化の勢いがあった時代だ。
狛犬研究の第1人者三遊亭円丈師匠によれば「招魂者社」系のえばった?狛犬なのかもしれない。