山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

6体の狛犬に守られた青山の秋葉神社

2013-10-25 17:38:28 | 石仏・石造物
 先月上京したおりに見つけた青山の秋葉神社。
 瀟洒なビルの谷間にひっそり神社がある。
 ビルに包囲された狭い敷地になんと、6体の狛犬がいた。
 人とすれ違うのもやっとのなかの境内は、犬小屋いや狛犬小屋じゃあなかろうかと思いたくなる。

 
                
 鳥居をくぐってすぐに「寛政2年」の狛犬。
 ふつう、口を開けた「あ」形の狛犬は向かって右側なのに、ここは左側。
 頭上が凹んでいるのは、角を取り去ったという説と河童型だったという説があるらしい。

  
 大正期に作られた2対は、耳がモダンな毛で隠れている。
 どことなく愛らしい。

   
 いちばん奥の拝殿前のは、「大正9年3月」の銘があるいかつい狛犬。
 日本が国際連盟に加盟し常任理事国となるような近代化・軍事化の勢いがあった時代だ。
 狛犬研究の第1人者三遊亭円丈師匠によれば「招魂者社」系のえばった?狛犬なのかもしれない。
                     

       
コメント
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