山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

秋の尾上ガーデン 2014

2014-11-02 21:46:18 | 植物
 秋の尾上ガーデンで実施するコンサートは11月15日。
 演奏はオカリナ奏者の本島慎也さん。
 昨日はその打合せと確認を行う。

 尾上ガーデンのあちこちにリンドウやツルリンドウがちらりとこちらを向いている。

     
 川側には「ヤマトリカブト」が咲いていた。
 雅楽の奏者がかぶっている帽子「鳥兜」に似ているのでつけられた名前だ。
 一見雅な姿だが、その猛毒を利用した殺人事件が以前あった。

                    
 その隣には「サクラタデ」の群落が控えている。
 わが畑には「イヌタデ」の大群落が道を潰し行くてを阻んでいるが。
 「サクラタデ」の花はタデの仲間ではいちばん大きいらしい。
 
   
 箱根の関所小屋の「関屋」付近で多く見られた花が「セキヤノアキチョウジ」。
 そろそろ終わりごろの愁いが秋雨とともに伝わってくる。

           
 20本近くあった「クマガイソウ」が盗堀されて数えるほどしかないという。
 花は人の心を潤すことが多いが、こんな事件が心の穴を作ってしまう。
 目先の利益に走る日本人は原発でまずは景気をよくするという心情と似ている。
 原発から出た放射能汚染ゴミの行方は決まってないのだ。
        
                    
 コンサートの会場である舞台には手水鉢らしき自然石が置かれている。
 盗掘じけんがありながらも、尾上さんのロマンはまだまだ衰えていない。
 この岩のように。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする