
ここ数週間、地滑り現場風景が同じになっている気がしていた。
新聞報道によれば、上部の補強工事はおおむね終了したそうだ。

10月下旬に撮影した画像と比べても大きな違いはない。
中間部分は来年度の工事になるようだ。

土砂が堆積した下部工事は本年度内に完了するとのことだ。
大型ダンプにいくどもすれ違うのはそういうわけか。
水路も一部変更されてその補強工事も行われているようだ。
都市化が進んでいたらこの周辺にも住宅建設があったかもしれない。
土建屋とつるんだ土木行政のつけが日本列島を襲う。
50年後、100年後を見据えたプランがどうも行政や政治に欠落している。
電力会社の太陽光発電ストップの動きも自然エネルギー推進を頓挫させる勢いだ。
したがって、いつのまにか原発再稼動の動きが世論をくいこんできている。
電力会社はしたたかにコマーシャルでそれとなく安全を謳う。
日本の素晴らしさは「学ぶ力」だと思う。
しかし、失敗から学ぶ力は脆弱だ。
「風化」という妖怪がまたまた大脳を支配する。