山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

入れ歯の鍬=風呂鍬

2016-03-29 00:53:50 | 農作業・野菜
 某仙人からいただいた「風呂鍬」で畝を作る。
 鍬の柄の根元が木製なのだ。
 それに入れ歯のように鉄が鍬の先っぽにセットされている。
 
                           
 昔の鍬は木製だったのが、いつごろのときか、貴重な鉄を一部使用したのが「風呂鍬」。
 明治末から大正期ごろまで使用されていたらしい。
 持つと軽い。
 修理は村の鍛冶屋の出番となる。

         
 現在の鍬より倍近く長細い先端なので、溝を掘るにはけっこう有能だ。
 機能と効果は昔とさほど変わらない気がする。
 それが、鉄板1枚の「金鍬(カネグワ)」の出現で今日に至る。
                      
 
 
 こうして、畑の半分ほどの畝立てができて、ジャガイモの植え付けも終了する。
 「キタアカリ」が売り切れてしまっていたので、代わりに「十勝こがね」を植えてみた。
 初めての植え付けなので、どんな味がするのか楽しみだ。

 きょうは雷鳴と雨がいくたびかあったので、それを口実に途中で農作業を切り上げる。
 春の訪れとともに「半農半X」のうち、このところ「半X」も忙しくなってきた。
 
コメント
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