先日、農協へ行ったとき200円のイチゴがあったので有無を言わさず買ってしまった。今までは400円くらいのイチゴがこの生産地域の平均的な価格だ。都会だと500円前後はするに違いない。今まではわがエンゲル係数が高い家計からはなかなか手が出なかった。それが半値で買えるとなるとあさましくも買い物かごへ2つも入れてしまった。形や大きさは不揃いではあるものの、じゅうぶん美味い。
その後、とあるスーパーの産直では162円のイチゴがあった。これもさっそく拝むように手を出してしまった。しかも、それらの味はそこそこの旨みが確認できたのだった。貧乏人のサガか居直りかはわからないが、これで十分納得のいく味だった。おかげで、イチゴが腹いっぱいの主食とすらなったというわけだ。庶民のささやかな喜びがこんなところにも輝くのだ!?