害獣のせいでトウモロコシ栽培を断念しているが、その味は忘れられない。そのため、農協の直売所に行ったときはトウモロコシを買うことにしている。先日買ったのは、耕作放棄地を再生しようとする地元の若手農家と学生サークルらが結成した「春野耕作隊」が栽培した「スウィートコーン」。
その品種は、「サカタのタネ」が開発した「ゴールドラッシュ」だった。そこそこ甘みが充満する。しかし、何回か買ってみるが味や食感にばらつきがある。隣の森町の「かんかん娘」にはまだ届かないが今後を期待するしかない。
「春野耕作隊」は、2014年ごろから活動を開始している。そのころから注目していたが情報がなかなかつかめない。HPをひらいても最新の情報も出てこないことが多かった。いつもながらだが、崇高な初心を貫くには持続的な発信という心意気を醸成することが肝要だとかねがね思う。目的は素晴らしいがそれを日々のくらしの中で積み上げていくことがいかに難しいことかと、人ごとながら振り返る。
まずは農協やコンビニでトウモロコシを手にできるくらい身近になったという進歩を喜びたい。