茶畑の茶樹を抜根した枯れ木の山はなかなか減らない。しかし、ブルーベリーの周りや野菜の周りに配置すると、害獣の被害が少なくなったのがわかった。その茶樹もすっかりカラカラに乾いてきた。それを「ガーデンシュレッダー」にかけて細かい木片にしていく。メーカーには、山善・リョウビ・キンボシ・ミナトワークス・インターファームプロダクツなどがあるが、オイラは強力で安全性のある「リョウビ」のシュレッダーを購入している。
すると、枯木の山がだんだん少なくなっていくのがわかる。この機械はきわめて優れものだ。事業用だと数百万もするのがあるが家庭用だと数万円で手に入る。庭木の剪定にはもってこいの機器となる。投入口に樹を入れるとあれよという間に小さく刻まれていく。これをゴミ出しするなんてもってのほかだ。これで肥料にしてもいいが、抜根跡の土壌を養生するマルチにうってつけだ。再利用することにもなる。
いっぱいあった木片チップを抜根跡に撒いていくが、すぐになくなってしまう。これは気長に作っていくしかないのがわかった。一気にやれるはずもない。物事は思い通りには進まないのだ。さいわい、これを撒いた土壌からは雑草はあまり出てこない。粘り強く続けていけ、ということだ。