畑の隅に今年もやってきた。「西洋ノコギリソウ」だ。葉がギザギザなのでノコギリソウ。ヨーロッパ原産らしく、古代から火傷や切り傷の薬として利用されてきた。いくつかの花の種に紛れて生き残ったもののようだ。
繁殖力が強いので野生化している地域もあるようだ。さいわいわが畑では適度に毎年のように顔を出してくれている。生ごみに混じるとゴミを分解してくれたり、「コンパニオンプランツ」として病気や害虫から野菜を守ってくれたりする優れものだ。
若葉を刻めばサラダとしても食用になる。もう少し広い場所に移植すれば食用として活用できそうだ。期待が高まるハーブでもある。