MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

ある政党の終焉

2009-09-01 00:39:47 | Weblog

公明・太田代表、北側幹事長が辞任表明(朝日新聞) - goo ニュース

あの政局混乱の元凶である麻生太郎でさえ小選挙区で当選しているのに、公明党

の太田昭宏代表と北側一雄幹事長とおまけに冬柴鉄三元国土交通大臣まで落選

しているということは、公明党自体が否定されたようなものであろう。結局、自民党と

ずっと連んでいるためいくらマニフェストを掲げても自民党と絶えず妥協しなければ

ならないため現実味が無くなってしまうのである。なによりも特定の宗教団体と連携

し続けていれば創価学会以外の人々の民意が反映されるとも思えない。とにかく

公明党はこの2つの団体に縛られているため、しなやかさが全く感じられない。

連携少数野党などありえるのか分からないが、連携を解消してしまえばそれまでの

連携は何だったのかと勘繰ってしまう。公明党は終わったと思う。


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『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』 0点

2009-09-01 00:01:03 | goo映画レビュー

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

2009年/日本

ネタバレ

結局何が問題だったのか!?

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 私は原作を読んでいないので良く分からないのであるが、3度映画館に足を運び、テレビ編集版も見たのであるが、結局一番肝心なことが明らかにされていないと思う。
 勿論‘ともだち’が誰なのかは明らかになった。しかし私たちが本当に知りたいこと、あるいは知るべきことは‘ともだち’の正体ではない。
 ケンヂがクライマックスの万博会場のステージで歌った「グータララ スーダララ」は中学生の時にケンヂが作った曲に‘ともだち’が詞をつけた歌である。その後ケンヂは大学時代にバンドを結成して解散してもずっと音楽に係わっているくらいにロックが大好きであり、だから(実際に何万人という人を集められるほどのクオリティーを持っているかどうかは今は問わないが)あの恐らく最初に作った曲を歌ったのだと思う。それくらい思い入れのある曲を一緒に作った相手である‘ともだち’と何故その後友達として付き合うことをしなくなったどころか、名前まで失念してしまったのかが全く描かれていないのが不思議であり奇妙なのである。‘ともだち’に対しては謝れば済むかもしれないが、私たちが知りたいことは何故一緒に曲が作れるほどに感性が合う人物と友達付き合いができなかったのかである。
 同時期に『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』(佐藤信介監督)というアニメが上映されている。‘親子版『時をかける少女』’といえるこの作品でもほったらかされているのは物であり人間ではない。友達関係を上手く築くことで‘悪’を無くしていくということが『20世紀少年』のメインテーマであるはずなのだが、何故‘ともだち’はケンヂにほったらかされてしまったのかが描かれないということは映画化した意味を失くすほどの信じられない瑕疵だと考えるしかない。最後の10分のシーンを加えてしまったことでタイムパラドックスが発生してしまい、その矛盾が解決されないまま作品が終わってしまっているため、問題の焦点がずれてしまっているのである。


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