サブウェイ123 激突
2009年/アメリカ
‘本当の狙い’とは?
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
この作品の予告編では「なぜ、1000万ドルなのか?」「なぜ、1車両だけなのか?」「なぜ、59分なのか?」「なぜ、市長なのか?」「なぜ、自分なのか?」と疑問が次々と投げかけられているが、これらの疑問は観客に対する目眩ましのような気がする。観客が本当に知りたいと思っている疑問が含まれていないからである。
結局、ライダーと交渉役を務めた地下鉄職員のウォルター・ガーバーは日本企業から本当に賄賂を受け取っていたのか、それともライダーをなだめるために嘘をついたのかがよく分からない。最後に何故ライダーがあっさりと殺されてしまったのかもよく分からないのだが、もしも金の相場を上げることだけが目的だったのならば、ライダーは最初から誰かのために命懸けで事件を起こしたことになる。それもあたかも狂っている主犯のような振りをして。
ガーバーがライダーに話したことが気になる。ガーバーは2人の娘の学費のために賄賂を受け取ったと話したが、ガーバーに本当に娘がいるのかどうかは分からなかったし、ライダーに娘がいないのかどうかも分からない。さらに言うならばこの2人の出会いが偶然だったのかどうかもあやふやなままで、本当に狂っていたのは実は最後に笑ったガーバーの方なのかもしれない。
私が言いたいことは仕組まれたシナリオが‘完璧’であり、ネタバレをしないで終わった場合、私たちはその裏を読むことができないということである。
この作品は本当の意味で‘サスペンス(=未解決)’映画だと思う。
フリーペーパー 生き残り熾烈 創刊誌数はピーク時から半減(産経新聞) - goo ニュース
フリーペーパーは奇妙なパラドックスに陥っていると思う。無料であるが故に無料
であるならば同じような情報を得るためにわざわざ利用料金を払っている携帯電話
の方を利用することになると思う。ただし美少女の写真などは携帯で見るだけでは
なくて紙媒体で保存しておきたいと思うだろうし、クロスワードパズルは携帯電話を
持っていない子供や高齢者などが無料であるならばもらっていくだろうから、今後の
フリーペーパーは携帯電話では捉えきれない情報のあり方や携帯電話を持たない
人たちをターゲットにした情報を扱っているものが残っていくことになるのであろう。