ココ・アヴァン・シャネル
2009年/フランス
‘ココ・シャネル’が描かれない理由
総合 60点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
シャーリー・マクレーン主演の『ココ・シャネル』(クリスチャン・デュゲイ監督)を観てがっかりした後だったので、この作品もそれほど期待してはいなかった。ドラマティックよりも史実の正確さを選んだ点では『ココ・シャネル』よりも良いとは思うのだが、やはりもの足りなさを感じてしまった。
あれだけ華やかで波乱万丈のココ・シャネルの人生が何故上手く描けないのか不思議でならない。これは私の勝手な想像であるが、ココ・シャネルの人生が上手く描けない理由はシャネルの性格に問題があるからなのではないだろうか? 革命といってもいいココ・シャネルの女性ファッションの改革におけるバイタリティーは並外れたものであるが、当時の男性社会と戦う時にはたして‘性格の良い人’がそのような偉業を成し得るだろうか? もしも赤裸々にココ・シャネルを描くとするとそのような‘性格の悪さ’を描かなければならないだろう。ファッション界のヒロインとしてのシャネルを観るつもりの観客が‘現実’のシャネルを観させられたとしたら顰蹙を買うことは間違いない。『ココ・アヴァン・シャネル』の奥歯に物が挟まったような不明瞭なシャネルの描き方はそこに原因があると思う。その点では来年公開予定の『シャネルとストラヴィンスキー』においてどのようにシャネルが描かれているのか楽しみではある。
栄養ドリンク、飲み過ぎは危険=運転時の疲労促進-英(時事通信) - goo ニュース
カフェイン摂取と疲労回復に関する見解が、英国最大の道路安全関連協会IAMと
イギリス政府とのものが正反対であるという話であるが、常識で考えれば英政府の
“運転中の疲労を取る方法としての「カフェインの摂取」の推奨”には無理がある。
カフェインで疲労が取れるのであるのならば休む必要がなくなってしまうからだ。
だからもう少し丁寧に説明する必要がある。つまり疲れているにもかかわらず運転
しなければならない場合の一時的な疲労回復手段としてのカフェイン摂取である
ならばともかく、疲労を回復するならば休息や睡眠は怠ってはならないという事だ。
要するにカフェインは本当の意味で“覚醒剤”と同じ物と見做されるべきなのかも。