トランスポーター3 アンリミテッド
2008年/フランス
狂言回しとしての女性
総合
50点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
この『トランスポーター3 アンリミテッド』と『96時間』は両作品ともにリュック・べッソン脚本・制作なのでまとめて書いておきたい。
最近の(以前からなのかもしれないが)リュック・べッソンが描く女性(人種の問題ではないとは思うが)は物語の狂言回しとして登場させているためなのかもしれないが、どの女性も頭が悪そうに見える。例えばこの作品のヴァレンティーナのカーチェイスにおける危機感の無さはありえないだろうし、『96時間』の主人公ブライアンの娘キムの友人のアマンダもバカに見えてしまう。思い返せば2001年に制作された『WASABI』の広末涼子もバカに見えた。結局、リュック・べッソンは女性やラブシーンを描くことが下手なのだと思う。だからヴァレンティーナの襟足の‘安’の刺青の意味は‘安全’や‘安心’だと思うのだが、‘安い’という意味に解釈されて笑いを誘ってしまうのである。この作品が失敗していて『96時間』が成功しているとするならば、『96時間』では女性が登場するシーンがあまりないからであろう。だから‘トランスポーター’シリーズも一番面白いのは荒唐無稽ではあっても女性ではなく子供を運ぶことになった『トランスポーター2』だと思う。
「ちい散歩」に負けないNHK「ブラタモリ」(スポーツニッポン) - goo ニュース
「ブラタモリ」と比較するのならば「ちい散歩」ではなくて「タモリ倶楽部」の方だと思う。
それほど真剣に見ているわけではないけれど最近の「タモリ倶楽部」はなんとなく
“電車ネタ”を中心とした“交通機関ネタ”が多いような気がする。それが面白くない
わけではないけれども食傷気味ではあったから、そのような教養ネタを「ブラタモリ」
が引き受けてくれればいいと思う。しかしこのような緩い番組は深夜や午前中には
受けても10時台で視聴率が取れるのか疑問が残るが、テレビ東京の「モヤモヤ
さまぁ~ず」と違って教養番組にするのであろうからそれなりの視聴率は確保できる
のだろう。私は見ないけれど。