ゴールデンスランバー
2010年/日本
‘最高のまどろみ’を拒絶する理由
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
この作品に関して、サスペンスドラマとして成り立っていない、あるいは国家権力による冤罪の告発としてはプロットが弱いなどと文句を言っても仕方がない。そもそも主人公の青柳雅春の友人である、劇団ひとりが演じた小野一夫の彼女である鶴田亜美にソニンを据えたキャスティング自体、香取慎吾が「笑っていいとも!」でしつこく言っていたギャグから生まれたものだからである。だから私たちはこの作品をリアルなドラマとしてではなくて、‘寓話’として観るべきであろう。
この‘寓話’は日本の首相の暗殺から始まる。主人公の青柳雅春は母国のトップを殺したという汚名を着せられるだけではない。青柳は最初に学生時代の親友だった森田森吾に騙されて罠にかかり、次に大学時代に所属していたサークルの後輩だった小野一夫にかくまってもらおうとするが、結果的に彼にも騙されてしまい、その上に最近知り合った井ノ原小梅も青柳を罠にはめるために近づいてきたことを知る。不思議なことに本当に信頼できるはずだった仲間たちに青柳は裏切られてしまうのである。青柳の昔の恋人だった樋口晴子は助けてはくれるが、彼女は既に別の男性と結婚していて娘までいる。
ビートルズの「Golden Slumbers」を一緒に聴いていた仲間には裏切られる青柳であるが、職場の先輩である岩崎英二郎をはじめ、凛香やキルオや保土ヶ谷康志など新しい友人たちに救われ、ラストでは青柳雅春自身も今までの自分を捨てて‘新しい自分’に生まれ変わることになる。
もう一度ビートルズの「Golden Slumbers」の歌詞を確認しておきたい。「Once there was a way to get back homeward/かつて家へ戻る道があった」。確かにかつて青柳には‘学生時代’という戻れる‘家’があったが、そのような‘最高のまどろみ’を貪れる場所がある限り、青柳は成長できないのである。学生時代の仲間や両親を捨てて、新しい人間の絆を結ぶことで青柳は生まれ変われる。「Sleep pretty darling do not cry/さぁ、泣かないでお眠り、愛しい人よ」「I will sing a lullaby/僕が子守歌を歌ってあげるよ」。学生時代の甘い思い出に浸ってしまう青柳は何度も睡眠薬を飲まされて、麻酔銃で狙われたりもするが、結局最後、青柳は‘ゴールデンスランバー’を拒絶することで新たな人生を始めることになる。最後に青柳が樋口晴子の娘から‘たいへんよくできました’というスタンプを手にもらう意味は多くの観客の理解とは裏腹に、ノスタルジーを拒絶できたという証明なのである。
朴仁妃訴えてやる!初Vのはずが2打罰で2位(スポーツニッポン) - goo ニュース
この中継テレビ局の映像は私も見たが確実に動いていることが分かるものだった。
不思議な事は朴仁妃の素振りとパターでグリーン上を軽く叩く行為で傾斜面上の
ボールがカップから“後退”するように1回転半ほど転がったのであり、彼女もそれは
認識していたはずで、ボールがカップから近い方が有利であるはずだからボールの
位置を元に戻してパットをすればいいだけだったはずなのに、何故ボールの位置を
直さなかったのだろうか?アドレスをしていたかどうかなど関係があるのだろうか?
勿論一緒にコースを回っていたウェイ・ユンジェと中田美枝が試合終了後になって
申告した理由は朴が取り返しがつかないようにするためだったはず。