寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

湯白子

2008年02月13日 | 外食
造りに続いて小さな壷が出てきた。何かと首をひねったところ、偏屈な親父がにやっと笑い「白子や」と言った。

フグの白子を湯煎したものだった。火の入れ方が見事で私も笑みがこぼれた。冷たい白子ポンしか食べたことのない私には驚きの味だった。

「この時期、温い方がうまかろ。しかもこの量やw」と親父が言う。とんでもない量と味で500円。こんな店もあるのだ。県外だけど。

高いだけがとりえという店は余りにも芸がないし、胡散臭いのである。要は客自身が納得のいく値段と質を追い求める根性があるかないかになるのだ(笑)

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潮汁

2008年02月13日 | 家飯

潮汁は真鯛のあらで作ることが多いが、画像は黒鯛の中骨である。あらの鮮度さえ良ければ、大抵の魚でおいしいものができるはず。

あらに軽く塩を振って30分から1時間おいて水洗いし、霜降りにする。だし昆布とあらを行平鍋に入れて水(酒を加えるとなお良い)を張り火にかける。

小さな泡がプクプク出てきたら昆布を取り出し、あくを丁寧に取る。塩で味を決め、物足りない場合は極少量の薄口醤油を加える。青味の他、好みの香辛料を振って飲むと一層味わい深い。

あらからは本当にすばらしいだしがでる。魔法の粉では決して作ることのできぬ旨みである。

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