安土城跡を散策する(その1) 2010年02月01日 | 旅 滋賀県外から来た車がやはり多い。広い駐車場に大型観光バスが3台停まっていた。受付で入場料500円を払って中に入る。 幅広の石段は「大手道」と呼ばれ両脇に織田信長の重臣らの屋敷が置かれた。羽柴(豊臣)秀吉が住んでいたと伝えられる所に小さな石碑が建っていた。 私は立派な高麗門と主殿を思い浮かべた。知人は「残っているのは石垣のみで面白みに欠ける」と話していたが、私に言わせれば漠然と想像するのが非常に楽しいのである。
観光案内所を出て安土城跡に向かう(後編) 2010年02月01日 | 旅 滋賀県道2号線沿いに高層ビルは見当たらない。たったの1kmがやけに長いように感じる。「下豊浦北」交差点から東は更に寂しい風景が広がっていた。 ようやく「安土城址前」の信号機が見えた。案内所を出て既に20分が経過している。「まずまずのペースだな」と呟いた私は「城址」を示す石柱の前に立ち大きく背伸びをした。