寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

岩国大空襲の犠牲者の冥福を祈る

2012年06月11日 | 
JR岩国駅の所在地は岩国市麻里布町(まりふまち)1丁目1-1。明治30年(1897)9月25日山陽鉄道の岩国駅として開業。その後国有化され昭和4年に岩徳線の岩国駅(現在の西岩国駅)が出来たため麻里布駅と改称。そして昭和17年4月1日から再び岩国駅となった。私は西口を出て客待ちのタクシー運転手に声を掛けた。

「駅前に岩国空襲で亡くなった人を慰霊する碑があると聞いたんですが、どこですかね」

「線路の向こうにもあったと思うが、貴方が言ってるのは多分あれじゃないかな?」

運転手は地下道入口付近を指差した。私は礼を言って寿栄広食堂(麻里布町1丁目2‐3)の方に向かった。

岩国大空襲を後世に伝える石碑(表面)

昭和20年(1945)8月14日の空襲では多くの市民(非戦闘員)が亡くなっている。表には和、裏には爆弾投下中心地と刻まれた碑(空襲から50年後に建立)の前で手を合わせて黙祷した。

岩国大空襲を後世に伝える石碑(裏面)

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魚のすり身を味付け・成形して油で揚げたものをてんぷらという

2012年06月11日 | 食材
大阪では魚肉練り製品を油で揚げた物の総称をてんぷらと呼ぶ。これは中国地方でも同じである。安いてんぷらはすり身の使用量を抑えるために澱粉や植物蛋白などを添加しているが、グニャグニャした食感で旨味調味料の使い過ぎも気になる。

本来すり身は塩を入れて擂潰(らいかい)するだけで、つなぎを入れなくてもまとまるものである。当然ながら余計なものを加えると味は落ちる。備後人(十万石の城下町)はてんぷらに慣れ親しんでいるので紛い物には厳しい。

画像は他県の製品で澱粉含有率が10%を超えている。焼いて大根おろしを添えて食べたが、不自然な感じは最後まで拭えなかった。若い人が魚肉練り製品を敬遠する理由の一つは本物の味を知らずに大きくなってしまったためだろう。安いだけはダメなのだ。

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