JR岩国駅の所在地は岩国市麻里布町(まりふまち)1丁目1-1。明治30年(1897)9月25日山陽鉄道の岩国駅として開業。その後国有化され昭和4年に岩徳線の岩国駅(現在の西岩国駅)が出来たため麻里布駅と改称。そして昭和17年4月1日から再び岩国駅となった。私は西口を出て客待ちのタクシー運転手に声を掛けた。
「駅前に岩国空襲で亡くなった人を慰霊する碑があると聞いたんですが、どこですかね」
「線路の向こうにもあったと思うが、貴方が言ってるのは多分あれじゃないかな?」
運転手は地下道入口付近を指差した。私は礼を言って寿栄広食堂(麻里布町1丁目2‐3)の方に向かった。

昭和20年(1945)8月14日の空襲では多くの市民(非戦闘員)が亡くなっている。表には和、裏には爆弾投下中心地と刻まれた碑(空襲から50年後に建立)の前で手を合わせて黙祷した。

「駅前に岩国空襲で亡くなった人を慰霊する碑があると聞いたんですが、どこですかね」
「線路の向こうにもあったと思うが、貴方が言ってるのは多分あれじゃないかな?」
運転手は地下道入口付近を指差した。私は礼を言って寿栄広食堂(麻里布町1丁目2‐3)の方に向かった。

昭和20年(1945)8月14日の空襲では多くの市民(非戦闘員)が亡くなっている。表には和、裏には爆弾投下中心地と刻まれた碑(空襲から50年後に建立)の前で手を合わせて黙祷した。

