岩国市今津町1丁目に入ってまもなく国道188号は線路と交わる。ここがJR岩徳線の室の木(むろのき)踏切である。
今年2月25日の中国新聞朝刊に、今津にあるのに「室の木踏切」?という記事が掲載され鉄道マニアの間では密かに話題となった。昭和17年に発行された地図を見ても踏切辺りの住所は確かに大字今津(現在の今津町1丁目・2丁目)である。そして大字室木は麻里布町周辺を指していることが分かる。

地元の郷土史研究家が疑問を呈したのは尤もだが、JRの担当者に聞いたところで明確な答えは返ってこないはずだ。戦後適当に名を付けたと考えるのが自然であろう。踏切の先から今津町2丁目となり新寿橋の北詰が見える。橋の袂近くに戦前製材所がたくさんあったというのは驚きである。

今年2月25日の中国新聞朝刊に、今津にあるのに「室の木踏切」?という記事が掲載され鉄道マニアの間では密かに話題となった。昭和17年に発行された地図を見ても踏切辺りの住所は確かに大字今津(現在の今津町1丁目・2丁目)である。そして大字室木は麻里布町周辺を指していることが分かる。

地元の郷土史研究家が疑問を呈したのは尤もだが、JRの担当者に聞いたところで明確な答えは返ってこないはずだ。戦後適当に名を付けたと考えるのが自然であろう。踏切の先から今津町2丁目となり新寿橋の北詰が見える。橋の袂近くに戦前製材所がたくさんあったというのは驚きである。

