第１５回ひろしまバスまつり（平成２５年９月１６日 中小企業会館）

「こんなまつりあったんだ…面白そう」

チラシを手に取って私が呟いた素直な感想である。１５回も続いていることがすごい。バスファンが集まる西区の会場に行ってみたくなった。今年の夏、私はお隣の県の路線バスに乗って１時間２０分ほどの旅をして鉄道とはまた違った良さがあることに気付いた。運転手との短い会話も実はバス旅の魅力の一つだ。平岳大さんの気持ちを少しは理解できたのである。

玉野市築港１丁目８・築港八幡宮（その２）

築港八幡宮（玉野市築港１丁目８‐３）境内より南方を望む。注連柱裏面に昭和十四年十月吉日、狛犬台座に昭和五十年四月吉日、そして石灯籠に安政三丙辰年の銘を確認した。お宮は広潟塩田跡（塩田の南端辺り）に建っており、明治の終わり頃に港が築かれるまで老松通りより南は海であった。



私は境内西端に建立された大東亜戦争殉国慰霊碑前で頭を下げて黙祷した。慰霊碑の隣が寄附者の名を刻んだ石碑である。


こじんまりとした空間には武家社会から近代国家へと急速に成長を遂げついには長い戦争に至るまでの道のりを示す石造物が残されているのである。