玉野市の日比港でくつろぐ旅人

旧遊廓街を出た私は名無し公園の前を通り道路を横切って港へと急いだ。海際の空き地のベンチ前に「日比５丁目自治会」の怒りを抑えた抗議文が掲げられている。


港町における犬や猫の糞害は全国的なものでかつ深刻だ。尻の拭けぬ小動物に餌を与える人間は当然汚物の片付けの義務を負うべきである。私は福山市横尾町でよりドギツイ看板を目にして大笑いした。動物愛護の観点ということを都合のよい言い訳にして身勝手な人間の行為を報道しない姿勢こそが最も問題であろう。


私は極めて穏やかな瀬戸内海を見つめて「犬猫よりも性質が悪いのはチキン（＝臆病者）の方だ」と呟いた。キラキラと輝く日比港で少しの間くつろいだのだが、海鳥は一羽も飛んで来なかった。

赤飯を炊く上でのこだわり

我が家では家族の誕生日に赤飯を炊くことが多いが、特に決まり事があるわけでもない。小豆が仰山余っているとか、知人からもち米を貰ったという単純な理由で赤飯にすることも結構あるのだ。

味を重視する場合は蒸し器を使うのがベスト。とは言うものの非常に手間がかかる。故に最近では電子ジャーに任せきりだ。

さて本題に戻ろう。もち米１００％の赤飯は粘りが強いのが特徴である。そこで程よい粘り（モチモチ感）に調整するために（うるち）米を加える。今はもち米：（うるち）米＝４：１で作っている。少しかために仕上げた赤飯は冷めても美味しい。