玉野市・日比町日比港遊廓跡を訪れる（その２）

リフォームされた格子戸の家の前を通り過ぎてから間もなく旧遊廓街のど真ん中に辿り着いた。そこには色街全盛期を彷彿とさせる趣のある建物が残っていた。

　日比町日比港遊廓は岡山県児島郡日比町字日比港にあつて、岡山県乗換の宇野線に依り宇野駅で下車し、西南へ約一里余町の海岸にある。乗合自動車の便があるので少しも不自由を感じない。料金は三十五銭である。附近には三井物産造船部工場があるので割合に活気のある町である。遊廓は拾六軒、娼妓七十四人居るが、面白いのは居稼ぎ制もあるが客が自由に料理店に呼び込む事も出来る事である。店は大概陰店制で、大阪式時間制で廻しは取らない。御定りは一泊七円相場で又時間遊びは三円位からある。遊興税は一割である。妓楼は松葉楼、三忠楼、三昌楼、山城楼、いろは楼、浅田家、金龍楼、丸福楼、播摩楼、入船楼、海月楼、栄楼、浪花楼、大多福楼、日ノ出楼、丸竹楼。

『全国遊廓案内』



ちどり旅館（日比５丁目２－２２）という表示が出ているが、既に営業はしていないようである。旅館と小路を挟んだ隣の建物二階にも妓楼独特の手摺りがついていた。

防災グッズとしての小型ＬＥＤライト（ＥＬＰＡ朝日電器株式会社）

エディオン誕生１周年の記念品を貰いに福山本店まで出掛けた。開店直後で引換所前には長蛇の列が出来ていた。記念品を受け取った客の多くは特価品のコーナーへ移動して買い物をしていた。

私は防災グッズとしてＥＬＰＡ朝日電器株式会社の小型ＬＥＤライト（ＤＯＰ－ＥＰ３０１）を購入した。軽くて丈夫（素材はアルミ合金・約４０ｇ）で持ち運びが楽というのが気に入った。単三アルカリ乾電池１本で約１０時間使用でき暗い道を照らすのにも別段問題はない。売価５００円でこれほどの品質のものがあるとは・・・本当に驚いた。