組み上がったばかりのSPLエンジンを壊してしまい、ションボリ…。結構なダメージなのに、それに気が付かなかった俺もワケ解らん。二重ションボリだ。
このブログにも名前が登場する某氏(今回は敢えて名前を伏せる)は、そんな俺を「ダメ人間クラブ」に引きずり込もうとしている。
が、俺は元来は地の底からでも這い上がるスーパーポジティヴ野郎である。
MD30と照合しつつME08のクロスミッションの品番を調べて、いつも純正部品を注文しているお店へトツゲキ。…が、何故?シャッターが閉まっている。ションボリ。イベントだったのかな?
仕方ないので、近所のブックオフへ行って『サーキットの狼』を探す。年末年始に自宅の片付けをしていたら、昔から所有しているコミックが出てきて、またスーパーカーへの情熱が再燃(爆)。当時のコミックを1巻から18巻までは所有しているのだが、その後は持ってない。最近(といっても結構前)に愛蔵版として「サーキットの狼」から「サーキットの狼Ⅱ モデナの剣」を収録したコミックが発売されているので、入手困難と思われるオリジナルは諦めて、愛蔵版狙いなのだが…ありません。ションボリ。
むう、「ダメ人間クラブ」に入会拒否している俺としてはこのままでは済まされない。
そんな訳で、過去に触れた事が無いIMSのビッグタンクについて記事を書いてみる。
結構見た目に差がある。シュラウド下部がかなり広がっているが、実際にはステーに締結されるので、もっと巾は狭くなる。
俺のXR250は最初期型であるが、IMSのシュラウドタイプのビッグタンクに換装してある。カスタムポイントの中でも数少ないキットパーツである。
但し厳密には専用品ではなくて、加工して取り付けている。
どういう事かというと、このシュラウドタイプのBIGタンクには年式別に3種類あって、先ず現行モデル用(純正でシュラウドの付いているモデル用)の1種類と、シュラウド無しでAI付きのモデル用の「シュラウド・コンバージョン・キット」の1種類、シュラウド無しAI無しモデル用の「シュラウド・コンバージョン・キット」の1種類の計3種。
元々シュラウドの付いているモデルはタンク本体を取り替えるだけ。
シュラウド無しのモデルに取り付ける場合は、シュラウド前方下部の取り付けステーが必要なので、これがキットに含まれている。
購入する時点まで知らなかったのだが、AIは車体左側に付いており、初期型では左側にあったホーンが右側に移設されている。シュラウド無し・AI付きのモデル用のキットは、シュラウド取り付けステーはホーン側に取り付けるが(現行XRもそうみたい)、初期型ではフレームのここに取付ステーが付いてない。この為、初期型のキットでは左側のホーンと共締めする仕掛けになっている。
ダートフリークに買いに行ったら、初期型用のキットの在庫が無かったので「自分で加工します」と別年式モデル用を買ってきたのだ。取付位置が異なるのでステーを切断して溶接し直す必要がある。
このシュラウド・コンバージョン・キットを購入したのは、「シュラウドを付けたいから」であった。というか、元々の三角タンクが好みでは無いのだ(スミマセン)。しかも元々タンクがベッコリへこんでいた。空冷エンジン車にシュラウドを取り付ける事を否定する声もある様だが、水冷のシュラウドでもアリャ単なるカバーである事は間違いない(単純に取り外しただけでは、使い勝手にも影響する場合もありそうだが)。デザイン部品というのは立派な機能部品である。
それに、バイクに対して無条件に性能のみを追求している人はまずいないと思う。性能のみを追及してばかりいたら、最後にはどのバイクも同じデザインになってしまう(大袈裟か)。俺としてはXRのシュラウドは、「デカールがプラスチックになった物」程度に考えている。ノーマルXRのシュラウドが風を集めてエンジンを冷やすなんてのは考えすぎ(スミマセン)。あまり深く考えない方がいい(爆)。カタチが気に入りゃいいんです。
ま、空冷に取り付けた場合は少なくとも「ラジエターシュラウド」では無いですな。
※シュラウド=shroud 「覆い隠す物」の意味
当初はたまーーーに練習走行できればいいや・・・位にしか思ってなかったので(このXRでレースに出るつもりは全く無かった)、ノーマルよりも小さな燃料タンク+シュラウドというのが望みであった。A-LOOPのキットは正にコレだったのだが、如何せん金額が高く(シートまでセットになっているので、相対的には然程高価ではない)、正規輸入も無いみたいなので部品供給に不安があった。
現行モデルのを取り付けようかとも思ったが、やはり結構高い。IMSのはタンクがデカくなる=邪魔で乗りにくくなる・・・というイメージを持っていたので、かなり二の足を踏んだ。結局ダートフリークに二回も実物を見に行って(この頃はまだ同店は引っ越す前で近かった)から決定。
俺は正直なところノーマルXRを良く知らない。ノーマルの乗り味の記憶もかなり薄らいできてるし、身近に現行モデルに乗っている人がいないのでマジマジと見た事も余り無い。年式や輸出仕様による違いにも疎い(それでも以前に比べれば随分詳しくなってきたとは思うが)。そんな訳で街中でXRが置いてあったりすると、ノーマルってどうなっているんだろう??とかなりジックリ観察してしまう。決して怪しい者ではアリマセン。ちなみに指一本触れない。人のバイクを勝手に触ってはイケマセン。
で、その怪しい街中XR観察で得た知識(笑)を加えた俺の絶対評価をすれば、現行モデルに対して「タンクがデカくて邪魔」という事は無い。流石に満タン(スペックで12.1リッター)にするとかなりの重量を感じるが、普段はむしろ軽いというか、重心が低い印象を受ける。
それどころか、俺のXRに限って言えば、燃費の都合上必須条件になってしまった。乗り方や走る場所の問題(ホームコースの坂内は開けまくるコース)もあると思うが、N目君のXLRでは2時間走行後の給油で約4リッターというデータを得ているし、俺のXRの前オーナーのN造さんがエンデューロに使っていた時は、3時間EDを無給油で走りきっていた様な記憶がある。俺のXRは2時間でIMSタンクをRESに切り替えさせてしまう。※その後2DAYSで使用した時は、レースの性格上あまり回さないせいか、もっと燃費は良かった。実走行データ記録は俺の手元に無いので、具体的な数字は判らない。またキャブセッティングについては、エンジンが組み上がった事もあるので、もっと詰めてみるつもり。
このキットはIMSのダートフリークモデルらしいのだが、サスガは舶来品、同梱のボルトが間違ったのが入っていたり、見た目が怪しかったり・・・。右側に残ったガソリンも使い切れないなあ。
ポリタンクの耐久性云々は良く話題になる事。俺は走行後は、出来る限りガソリンを抜いている。※長い耐油ホースに付け替えて携行缶に戻している。
それでもまあ、人にオススメできる物だとは思う。