THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ハイブリッド

2007-02-20 23:03:55 | チョイ毒エッセイのようなもの

今年は気味が悪い程の暖冬だ。

去年は暖冬宣言が途中で撤回され、かなり厳しい寒さだったと記憶している。それが打って変わってこの暖かさ。やはり異常気象なのか?
極端な寒がりの俺としては、少々の暖冬ならばむしろ歓迎であるのだが、あんまり異常気象が続くと車やバイクに対しての規制が厳しくなり、バイク趣味なんぞと言ってる場合ではなくなってしまう事を懸念してしまう。事実、我社は過去にディーゼル規制のお陰で車を二台も新車に替える事を余儀なくされたのだ。結構コレが取引先や同業でも悩みの種になっているようで、規制の掛かってない地域で登録しなおしたりして(要するに車庫○○○)、全く別の問題を引き起こしてしまいかねない事態である。どうせ規制を掛けるならば、全国一律の規制を掛けた方がいいんじゃないの?…とすら思えてくる。このあたりは法律と条例、法案と条例案の関係に因る物であり、一国民の俺程度では気軽に口を挟める問題でも無いのかもしれないが…??? 国土の広いアメリカ合衆国などと異なり、幼少の頃より義務教育によって島国根性を植えつけられてしまった俺には、各自治体によって条例が異なるというのは理解の範疇を超えている…のか?

企業家のハシクレである俺としては、我社に於ける二台のディーゼル車買い替え時、もしも実用に耐えうるハイブリッド車があるならば、少々価格が高くてもそれを選びたかった。だが現実には一般民間零細企業のニーズに適う商用ハイブリッド車はまだ無い(商用ハイブリッドが全く存在しないという訳では無い)。

それでも四つ輪はまだいい。ポジティヴに問題を根本から解決しようと各メーカーは取り組んでいるし、現実にある程度は結果に現れてきているというイメージもある。
だがバイクは違う。2ストロークへの規制やデバイスによる対策等、法律面に於いても対策方法に於いても、その手法は非常にネガティヴだ。
駐車監視員制度等は角度を変えてみれば車の絶対量を減らすのに効果があるのかもしれない・・・とは感じるのだが、駐車場がほとんど無いバイクに対してまで同様の規制が掛かっているのは如何な物か。市街地に於ける移動では環境面でも四つ輪よりもメリットが高いと思われるのだが、もしかしてバイクは全て嗜好品的な存在でしかないと思われているのだろうか? 駐車違反キップ切られるのがイヤならばバイクに乗るなって事か。

もしも国家公務員等の中枢の方が本ブログを閲覧していらっしゃるならば、他人事とは思わずにコメント欄に意見していただきたい。ご自身の行動に自信がおありならば、凡人である俺の意見等はお釈迦様の掌の中の出来事でございましょう。

先日仕事でお巡りさんが常駐している某施設(警察署ではない)に行ったら、お巡りさんは1BOXのエンジンをアイドリングさせっ放しで車の中で待機していた。そりゃイカンぜ、お巡りさん。あんた達は我々国民の模範にならねばならんのだ。ベーロイ。つまりは彼らには自身が当事者であるとの認識が教育されておらんのだ。
直接注意してやろうかと思ったのだが、この時俺は搬入の為に路肩に車を停めていた(爆)。スミマセン。

そんな訳で俺のハイエースを手軽で安価な手段を用いてハイブリッド車に改造する。と言ってもハイブリッドのシールを作って貼るだけだ(爆)。
ふざけている様に見られるかもしれないが、先ずは心ありき・・・なのである。ふざけているのも間違いないが(爆)。
地球の未来の為に、ホントはハイブリッドにしたいのさ・・・という気持ちを込めての行動なのである。

Epsn2849

Epsn2850

事前に知人の乗るプリウスのエンブレムをデジカメで撮ってあった。コレをAdobeIllustratorでトレース、色付けをする。ちなみにこういうのはチョットインチキ臭い位の方が良いのだ。リアル過ぎると写真を貼ったように見えてしまう。
溶剤インクジェットプリンターで大量生産、ラミネートを掛けて、フチをカットしたら出来上がり。

Epsn2851

Epsn2865

非売品です(爆)。

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元N造さんエンジンの中身

2007-02-20 17:46:30 | XR250

推定で15000~18000kmの走行と思われる、元N造さんエンジンの状態を紹介。

Epsn2853

Epsn2854 ピストンピンは寿命。

Epsn2855

バラした時にも触れたが、エンジンの中が非常にキレイで驚いた。俺自身が過去に見てきたエンジンは、何となくエンジンオイルがガソリン臭かったり、何処かに必ず茶色い焼け跡が残っていたりした。ピストンの裏はほんの少し茶色いが、「焼けていない」と表現しても良いレベルだ。ピストンスカートの縦傷は少なめで、それよりもマットになっているのに目が付く。

Epsn2866

280エンジンは元々焼きついており、MD30ノーマルピストンの重量を量る事ができなかったので今回量ってみた。リング、ピストンピン、ピンクリップ及びカーボン付き(爆)で273g。ピストンピン抜きで217gなので、同条件で232gのXLR、247gのタケガワ・ワイセコと比べるとブッチギリに軽い。
※タケガワ・ワイセコの280ピストンはリング、ピストンピン、ピンクリップ含めて303g。XLRのピストンピンを持っていないので、全て同条件で量る事が出来ない。スミマセン。ちなみにRFピストンは全て含めた状態でタケガワ・ワイセコよりも重いらしい。

Epsn2861

Epsn2860

燃焼室はカーボンに覆われている。だが、俺のホームコースの坂内には川渡りがあり、晴天時でも周回を重ねるとエアクリーナーが水を吸うので、常にベストな燃焼をしているとは限らないから、この堆積量は参考までに。
各ポートに灯油を注いでみたが、特に燃焼室側には漏れが無い。バルブは外さなかったが(スミマセン)密閉に問題が生じているレベルではないと思われる。

Epsn2858

シリンダーはサスガに終わっている。上死点と下死点にくっきりとピストンリングの跡が残っているのに加え、クロスハッチは消えかかっている。俺のショボイ経験では、2stはこんな感じになっている事が多いが、4stではもう少しマシ。もしかして予想しているよりももっと走行距離が多いのかもしれない。N造さん、メーターを外したままで林道にも行っていた気がするからなあ…イケマセンゾ。

ちなみにMD30で有名(?)なカムチェーンテンショナーの固着だが、俺がバラした二基では正常だった。某所では3型以降で確立がかなり高いと紹介されている。個人でXR250(MD30)のエンジンをバラした人のHPやブログを探していたら、「3型よりも前の型でも殆どが固着」との記事も見掛けた。俺のは、それどころか二基ともテンションを掛ける方向に押し切っており、そのままではプライヤーなどで抓めなかったほど。4~50000km走行で初OHであったN目君のXLR(MD22)では全く普通に抓めた記憶がある。

コンロッド大端の横ガタも小さく、普通であれば腰下をOHする必要は無いレベルと思われる。但しミッションは焼けがキツイ。こんなモンなんでしょうか?

ちなみにクランクケースブリーザーは、俺がこのXR250に乗り初めて暫く(結構長い間)、純正のブローバイ還元装置を全て取り外して、直ホースのみで乗っていた。処理している暇が無かったのである。もちろんホースの取り回しには気を遣い、出来る限り逆に侵入しないようには努力していたのだが、内部には全く影響が見られなかった。※屋内保管

ウーム、このエンジンをベースにしていればあまり苦労しなかったと思う。

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