毎年年末に、とある仕事のグループ(と言ったら良いのか・・・?)で忘年会をやっている。
それだけなら別に珍しい事でも何でも無いのだが、俺にとってはこの忘年会はちょっと特別。
いや、多分他のメンバーもそうなんじゃないかな。
この忘年会が今週末にある。
あるお客さん・・・という感覚はかなり薄いが・・・を中心とした職人系の仕事人の集まりで、横の結束が強い。何と言ったら良いのか、ある意味一つの会社のような団体であるとも言える。
実際には過去一年、いやそれ以上、我社はその関係の仕事はそれほどやっていないので、既に接待や不本意な付き合いの感覚は全く無い。でもなんでだろう? 誘われる前から、自分の頭の中でも出席することが前提になっている。当然他にも仕事関係の忘新年会はあるのだが、マジで出席したくない集まりもあるというのに。
この忘年会は、旅館に一泊してのドンチャン騒ぎが基本。ただのドンチャン騒ぎではない。途轍もないドンチャン騒ぎだ。メンバー中、俺が一番年下なのに、あのオッサン達の何処にそんなパワーがあるのだろう? 飲む量もスゲェし、完全に怒鳴り散らかしながらw夜半過ぎまで続く。決まってコンパニオンを数人呼ぶのだが、これ以上その内容はココには書けねぇ(爆)。
当然だが仕事っぷりは全員、絵に描いたような真面目さ。かなりの腕前の人もいて、利害や上下関係無く人の仕事を手伝ったり、同業の若い人や類似業種の人に仕事を教えたり。派手さは無いが昔からの技術や仕事のしかたを大事にしている。そして、仕事内容に対しての評価も高い。
バイク好きな人はここへバイクで来る。だからという訳でもないが、俺もバイクで宿に行きたいと思うのだ。
一年半前までバイクに乗るのを辞めていた俺が一年前に、5年間放置したVmaxの車検を取得したのはこの為もあった。
そうそう、俺も1年半前までバイクは乗ってなかったんだよなあ・・・。今でこそまた再びドップリと浸かりつつあるが、ちょっと前までホントに完全に辞めていたんですわ。時代背景や自分自身の立場の変化とともに、以前とは付き合い方を変える必要もあって、未だに結構苦しんでいる。例えば一般道ではあまり飛ばせないとか、多少でも勝とうと思ってレースをやってると、ツーリングに行く暇が無いとか、以前は大半を占めていた(?)サーキットエンデューロが廃れつつありクロスカントリーに取って代わられているとか・・・。
バイクに乗る上で色々な規制も増えた。排ガスとか音量とか・・・。
今回紹介している忘年会では、毎年の定番としてカラオケでやたら盛り上がる曲がある。この一晩で10回は歌う。
排ガスとか音量とか、あまり気にしなかった時代。そう、あなたがZ10系あるいはZ20系ソアラにハコノリしてた時代。レーサーレプリカが全盛だった時代。
その時代を象徴するアーチストの、これまたそのアーチストを象徴するナンバー。・・・歳がバレるな・・・俺でギリギリの年齢かな?