THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

寒中宴会&坂内走り納め 及び怪しい研究 長いよ!

2007-12-03 13:23:24 | XR250

ここのところ仕事が忙しかったのだが11月30日に何とか予定が追いついてきた。
なので12月1日には早めに坂内入りしようかと思っていたら、結局仕事の予定が入ってしまい、夕方4時半頃出発となってしまった。
なんかこの日は異常に道が混んでおり、クルマが進まない。
途中で買出しを済ませて、7時過ぎに道の駅藤橋に到着。敷地内にある「藤橋の湯」に入る為だ。

Epsn4599

前記事ではスーパー銭湯と表現してしまったが、一応名称には「いび川温泉・藤橋の湯」とある。
実は俺は超温泉マニアである。正確には過去形・・・。元々俺はツーリングライダーでもあり、旅の途中で温泉に入る事を楽しみとしていた。行った事の無い県は沖縄のみで、訪れた先では必ず温泉に入っていた。まあこの辺の話は機会があればまた。
自称温泉マニアの厳しい視線で「藤橋の湯」もチェック。寂びれた温泉が好みの俺にはピカピカの建物や浴室に違和感を感じるが、俺が行った時はかなり客が少なく、まあまあ雰囲気をも楽しむ事が出来た。500円というリーズナブルな価格設定も魅力的と言える。入口にある足湯は無料。今回俺はここは利用しなかったが、この施設の目玉とも言えよう。それでもあまりにたくさんの客が居たら、ちょっと抵抗あるな。

ここで極寒仕様の服装に着替える。とは言ってもキルティングのツナギを中に着るだけで、防寒着としてはまだ第一段階だ。
坂内バイクランドへ向けて再び走り出す。すると降らないはずの雨が降ってきた。と言う事は、理由はただ一つ。我らが世界のチーム代表、T中氏がコチラに向かってきている事に他ならない。間違いなく氏が雨雲を引き連れて来ている証拠なのだ。

現地には8時過ぎに到着。諸々の資材をハイエースにギューギュー詰めにしてきたので、BBQの準備をしつつ降ろしていく。俺に遅れる事5分。T浦さんが到着。大量の酒と菓子を持参。そして発泡酒を飲み始める。事前情報や出発時刻からして次に到着するのはN目君だと思われた。が、8時半過ぎに到着したのは、買出しをする間もないほどに忙しい筈の世界のT中代表。勿論買出しする間も無かったので手ぶらだ。そしてやはり雨はコノヒトのせいであったか、と再認識。

Epsn4604

↑投光器を天井に向けているので明るい。発電機持参です。

9時を回った頃、本来8時ごろ到着するはずだったN目君とN川君が買出しを済ませて到着。時を前後してやはり坂内常連のTWさん夫妻到着。暫く後、Jロウさんもオツな食材を手土産に到着。手ぶらは買出しする暇の無かった世界のT中代表のみ(笑)。それにしてもちょっと・・・酒も食材も多すぎでは・・・?

Epsn4609

雨のせいかあまり冷え込みはなく(それでも寒い)、快適な宴会。万が一の為に石油ファンヒーターも用意したのだが、出番は無し。
食材はやはり多すぎ。個々に買出しする場合は、事前の打ち合わせが重要ですな。そしてこの時期に店頭に並んでいるのは鍋用の食材が多く、焼き物系は少ない。

寒さを感じるたびに防寒着を一枚ずつ投入。酔いも回ってきて、フル防寒使用で横になっている間に、俺の虎の子のカニが今正に他人の口に入ろうとしている。・・・という絵を激写されたw

Epsn4614

結局宴会は5時ごろまで続いた。俺は半分位寝ていたが・・・。

朝、2ストロークのエンジン音で目を覚ます。今年は訳あって2DAYSを走れなかったN川君が走りたくてたまらなかったようで、一人で起きて走り始めたのだ。
以前軽の1BOXをトランポとして使っていた彼だが、現在は手放してしまったそうだ。夏の合宿では無理矢理荷物を積載して自走で参加したものの、そこら中に荷物をぶち撒けたのがイヤだったのだろう、今回はレンタカーの軽トラで参加。26時間で六千ナニガシと言っていたので、手間を除けば自前のトランポよりも安上がりだという見方もある。
ただ、トラックをトランポに使うと、最大の欠点は休憩時に居場所が無いという事である。この晩はN目君のクルマの中に間借りをしたようだ。
あと、1BOXの場合は積載した荷物を落とす恐怖から開放されるが、トラックの場合は気を遣う。仕事でトラックへの積載に慣れている俺でも、走行中はミラーで積荷をチェックしている。

俺もボチボチと着替え、出走。他のメンバーは皆んなまだ寝てる。T中代表のうつぶせ寝を激写したかったが、残念ながら完全に寝袋で身を隠している。
コースは昨晩の雨で水溜りが多いものの特に荒れた場所も無く、快適に走行できた。

Epsn4617

Epsn4618

でもいつもと景色が全然違う・・・木々が丸坊主。センターハウスは既に冬支度だ。
走行している内にME06さんとT田さん(前記事までは“T”さんだったが、あまりに頭文字Tが多いので識別の為)が到着。その他にもだんだん人数が増え始めた。

そこで俺が取り出したのは・・・体重計。しかも二つ。
ここに来ているバイクの重量を量ろうという企画(笑)。

Epsn4628

元々体重計一台は所有していたのだが、この為に前日にもう一台入手。どちらもデジタル式の物で、価格はやはりどちらも2000円前後。黒い方はTANITAの物で200g刻み、白い方は某ホームセンターオリジナル商品で、100g刻みの計測が可能。全く同じ物をそれぞれの体重計で量ると、100g~200g程度の誤差がある。まあ計測物を載せる位置なんかによっても違うみたいだが・・・。

先ずはYAMAHA LANZA。実はこの車両は元々俺が所有していたものそのもの。(写真を撮り忘れてしまった・・・スミマセン)サスが悪いと言う事で結構嫌われがちなバイクだが、実はエンデューロではナカナカ戦闘力が高い。久しぶりに乗らせてもらったが、速えェ・・・。本調子では無いようで、時々失速してしまう場面もあったが、弾けるようなパワーは健在。そして絶対的なサスストロークの短さはあれど、動きそのものは悪くない。意外と体感的には軽く感じる。
保安部品とナンバープレート付き。
メーカー公表の乾燥重量/装備重量 114kg/130kg
F/59.5kg R/66.5kg 合計126kg

次にYAMAHA WR450F
メーカー公表の乾燥重量/装備重量 112.5kg/?
F/60kg R/65kg 合計125kg
。レーサーとはいえ、結構重たいんだね。

KTM250EXC-F

Epsn4624

ナンバープレート以外の全ての保安部品付き。ナラシが終わったばかりの’08のバリバリの新車。
ちなみに、俺が次期マシン候補として検討中の4車種の中の一台。
メーカー公表の半乾燥重量 105.7kg
F/54kg R/58.4kg 合計112.4kg
。スゲェ!! 

HONDA XR250 ME06

Epsn4622

メーカー公表の乾燥重量/装備重量 108kg/116kg。
F/56kg R/61.8kg。合計117.8kg
。ふむふむ・・・。

HONDA XR250 MD30 ほぼノーマル車。サイレンサーのみ変更。保安部品とナンバープレート付き。

Epsn4625

メーカー公表の乾燥重量/装備重量 119kg/133kg。
F/62kg R/73kg。合計135kg
。ウハッ、重い・・・。

280馬邪

Epsn4619

F/62kg R/65.8kg。合計127.8kg
特に今まで意識的に軽量化しようとしてきた訳ではなく、要らない物や外せる物は外そう…という軽い考えでやってきた結果。それでも7kgのダイエットが出来ているのでまあこんな物かとは思う。

HONDA XR250 ME08

Epsn4623

メーカー公表の乾燥重量/装備重量 104kg/112kg。
F/56.2kg R/58kg。 合計114.2kg
。えええ~~~っ!! なな、ナニが違うんだろう??

どの計測値も走っていたそのままの状態を量った物で、ガソリンが何リットル入っていたのかは不明。
それと使用した体重計はどちらもオートパワーオフ機能付きの物。白い方は特にパワーオフするまでの時間が極端に短く、マゴマゴしてるとすぐに電源が落ちてしまい、三人がかりでやっても計測が難しかった。黒い方は一般的な体重計と同じく本体内のバネが圧縮される事によって計測するようだが、白い方は本体下部にある四本足の内の2本が圧縮される事によって計測する構造。載せる位置によって計測値に誤差があるようであった。
なので、上の数字はあくまで参考値。もしかして豪快に間違っているかもしれませんよ!!

加えてメーカー公表の「乾燥重量」に関しては、何を含んで何を含まない、という明確な定義が無いそうなので、特にカタログスペックだけで他メーカーのバイク同士で比べる場合は、参考までに留めた方が良さそうだ。

Epsn4620

ME06はコースで乗らせてもらったらやはり非常に軽かった。エンジンパワーもそこそこで、スロットルを開けている時間を長く保てる感じ。今年を含めて坂内2DAYSエンデューロに使用してきたN目君のXLRに非常に似ている。ピュアなイメージは感じるもののレーサー然とはしていない。車重を別にすればトータルでは280馬邪と同等な雰囲気。あとは好みやシチュエーションで選べるといったところ。

ME08はプラザ阪下に一緒に行ったT田さんの物だが、今回フルノーマルに戻してきていた。国内限定レーサーを当時新車で入手、何度かOHしてみえるようだ。
乗らせてもらったら、正直なところ驚愕!!
スンゲーの。全部。何処からでも吹け上がるし、何と言っても走り出した瞬間に判る位に車重がメチャクチャ軽い。阪下で乗らせてもらった時と同じでサスのセッティングが全く好みでないのを除けば、俺が欲しい物が全てそこにあるという感じ。坂内では最速だぞ、コレは。キャブにしてもエンジンにしてもマフラーにしても、変更する必要は全く無い・・・と言ってしまっても良い位。
いっそ買・・・わねえヨ。危うく自分がアンチホンダなのを忘れるところだった。

ME08と280馬邪を比べると、280馬邪は完全にツアラーだよ、コリャ。トレールの領域から出てない。結構頑張ってイジってきたつもりだったが、全く次元が違う。パワーがあるとか、レスポンスがどうとか、キャブとかマフラーの部品類とか、そういう問題じゃ無い。根っこの部分でオフロードバイクとしてカンペキに出来てる。それも知らずにMD30をイジってきた俺、深く反省。

Epsn4626

だがお陰でまた今後の方向性が見えてきた。とりあえず280馬邪のマフラーを作り直そうと考え、ME08のサイレンサーの中身をバラして見せてもらった。280馬邪は排気音がウルサイ・・・と以前書いたが、それはあくまで俺の感覚的な判断であった。他のバイクと直接比べると、結構静か。他人が280馬邪で走っている所を見ると良く判る。

そして、帰ってきてから真っ先にやったのは、片付けではなかった。
XLRのエンジンの単体重量の測定(笑)。
MD30のセル付きエンジンが約35kgである事は知っていたが、ME08のエンジンは何キロなんだろう?
さすがにME08のエンジンは持っていない。セル関係が無い事とフライホイール周りの構造が近いであろう事で、参考の為にXLRのエンジンを測定してみたのだ。

Epsn4629

む・・・。32.6kg。確かに軽いが、あまり変わらんぞ・・・。もう280馬邪には外せる部品なんてそれほど残ってないんですけど。まあいずれにしても負けた時の言い訳は確保できた(爆)。

っつーことで、280馬邪2.0プロジェクト、始動(爆)。

そうそう、阪下の署名をボチボチと集めてます。今回現地でご協力いただいた皆様、ありがとうございました。俺自身この用紙のコピーをとったりなどは一切しません。連絡先を知る為などの健全な目的だったとしても使用しません。厳重に保管しつつ、年内に掛けて少しずつ署名を集めようかと。
ただ俺の立場上あまりに出しゃばるのもどうかと思うので、わざわざ不特定多数の方に呼びかける事はせず、知人や個人的に知り合った人などを中心に、サラリと集める事ができればと考えています。

署名活動のページ

署名活動を引っ張っている方のブログ

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする