めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

冬は減塩で?

2006-11-08 | 薬膳&食療(野菜)
冬の薬膳の基本原則に、

“塩辛い味を控えて、苦味を沢山食べましょう”

とある。ここで言う味とは、食材の味を“酸、苦、甘、辛、塩辛い”の5種(五行)に分類したもの。(塩辛いと言っても、単に塩が多くてしょっぱいと言う意味ではない。)

それぞれ帰属する臓器があって、順に肝、心、脾、肺、腎 となっている。

冬は腎経が旺盛な時。そして、五行の力関係で言うと、腎は心を抑制している立場にある。

なので、塩辛い味の物を沢山食べると、もともと旺盛な腎の力がさらに旺盛になり、心を抑制しすぎてしまい、心の力が弱まってしまう。

だから苦味のモノを沢山食べて心の力を補ってあげようと言う事。

もちろん生活環境や個人の体質も考慮が必要なので、誰にでも当てはまる事ではないので注意

私は苦味のものがあまり好きでないので、塩辛い味を控えるだけにしようかな~

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