澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

マランド楽団

2008年07月09日 13時04分43秒 | 音楽・映画

マランドは、オランダのバンドリーダー、アコーディオン奏者。
戦前から1960年代まで、タンゴ・バンドのリーダーとして活躍した。
「オレ・グアッパ」の作曲者としても有名。


私は、マエストロ亡き後の「マランド楽団」のコンサートを3度ほど聴いている。アルフレッド・ハウゼ楽団と比べると、編成も少なく、コンチネンタル・タンゴの楽団というよりも、本場のアルゼンチンのタンゴ楽団のようだった。


生前のマエストロの演奏は、TVとFM放送のライブで聴いたことがある。驚いたことに、バイオリン奏者が、全員、金管楽器に持ち替えて、ラテン音楽を演奏した。異質な楽器を使いこなす器用さに、ヨーロッパのダンス音楽の奥深さを見たような気がした。


タンゴのCDは、もう人気がないのだろうか。マランド楽団のCDは、コンピレーション盤を中心にわずかに発売されているだけだが、この春「幻想のムード音楽」シリーズで次の2枚組CDがリリースされた。

http://joshinweb.jp/dp/4988005505026.html


現在、マランド楽団は、マランドの孫に当たる人によって運営されているらしい。CDも何枚か出ているが、往年の輝きはもう見られない。